増加し続ける放置された山林、近年多発する土砂崩れの原因に! 間伐材からできたタオルケットでサーキュラーエコノミーに貢献
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https://www.atpress.ne.jp/news/377956
森林整備で不要になった間伐材を原料にして作る布製品「MOKU-NUNO」の企画・販売を行う合同会社Mt.Blue(本社:佐賀県神埼市、代表:青山 真美)では、ウッドデザイン賞2023を受賞した「MOKU-NUNOタオルケット」のクラウドファンディング(CAMPFIRE)を実施。実施期間が2023年12月18日までのため、終了まで残り約2週間に迫っております。
CAMPFIRE販売サイト: https://camp-fire.jp/projects/view/707015
【森林整備に不可欠なサーキュラーエコノミー】
林業の低迷や相続人の管理放棄で人工林が放置され、毎年約6千万m3/立方メートル(東京ドーム約48個分)増加し続けています。森が荒れると地盤の浸食や崩壊を招き、近年多発している土砂崩れの激甚化に繋がる危険性もあります。
国も動き出し、2023年4月より相続した人から使い道のない山林などを国が引き取る「相続土地国庫帰属制度」の運用を開始しました。また、岸田 文雄首相は2024年夏に循環型社会形成推進基本計画を見直すと表明しました。地方創生につながるサーキュラーエコノミー(循環型経済)に向けた政策が柱になると言われています。森林は、再生可能な資源を提供するほか、二酸化炭素の吸収や水源涵養、生物多様性の保全などの公益的価値も持っており、森林の適切な管理はサーキュラーエコノミーの実現に欠かせません。
【不要な間伐材が癒しのタオルケットに】
当社は森林整備で不要になった間伐材を原料にし、再利用が可能な「MOKU-NUNOタオルケット」を制作しました。このタオルケットは、自然の素材である木糸とオーガニックコットンを織り込んだ「木布」を使用しています。木布は日本の森から間伐材を運び出し、木の繊維を抽出して作った和紙の糸(木糸)を織って布にします。生分解性繊維で最後は土に還ります。森林の維持管理や環境負荷の低減に繋がり、サーキュラーエコノミーに貢献する商品です。
自然の力を活用したことで、肌に優しく、調湿性・通気性に優れ、抗菌性も高くなっています。さらに、木布から香る木の香りがリラックス効果をもたらし、快適な眠りをサポートします。寒い季節にも「軽くて保温性が高いので布団の内側に入れて使うと便利」「“おくるみ”にすると、赤ちゃんが気持ちよさそう」と評判です。
今年7月に実施した米国クラウドファンディングでは、15ヵ国の方から支援をいただきました。現在、日本のクラウドファンディングCAMPFIREで支援者を募集中です。12月18日まで最大30%オフのリターンを選べます。
【サスティナブルな選択が子供たちを救う】
代表の青山が大学教員時代に、環境破壊がこのまま進むと、子ども達の健康や安心な暮らしが脅かされると重大な危機感を感じていました。その後、林業や繊維業の衰退を背景として開発された「木布」に出会い、「いのち輝く元気な地球」を未来に継承していきたいという想いから起業しました。木布を活用して、森を元気にし、健康をサポートする製品を普及させようと、オリジナルブランド「MOKU-NUNO」の企画・販売に取組んでいます。
その取り組みを評価され、MOKU-NUNOタオルケットが「ウッドデザイン賞2023」受賞作品に選ばれました。ウッドデザイン賞は、木を使って様々な社会課題を解決するモノ・コトを国内外に発信するための顕彰制度です。代表の青山より「森林資源の有効活用による環境保全や地域活性化に関心を持っていただき、未来の世代を大切にする選択を広めていきたいです。間伐材の有効活用や森林の維持管理に貢献するとともに、繊維業の伝統的な技術や文化の継承にも寄与していきます。」
※ウッドデザイン賞2023 受賞内容: https://www.wooddesign.jp/db/production/2044/
《MOKU-NUNOタオルケット 商品概要》
価格 :28,000円(消費税、送料込)
※数量限定で上記金額から最大30%割引のリターン有
サイズ:縦200cm×横140cm
重量 :661g
素材 :分類外繊維40% 綿60%
《会社概要》
会社名 : 合同会社Mt.Blue(マウントブルー)
代表 : 青山 真美
本社 : 〒842-0007 佐賀県神埼市神埼町鶴4019-16
ホームページ: https://moku-nuno.com/
Instagram : https://www.instagram.com/moku_nuno/
主な職歴 : 元西九州大学教授リハビリテーション学科長、
元京都府立向ヶ丘療育園作業療法士
障害科学博士(東北大学大学院医学系研究科障害科学博士課程修了)
著書 : 作業療法実践の仕組み(協同医書出版)、
子ども学のすすめ(佐賀新聞社)など