森林管理協議会(Forest Stewardship Council:FSC)が実施するFM認証について、10の原則と70の基準、約200の指標を概ね遵守する必要がありますが、以下の文章は10の原則のうちの1つであり、( )内に入る適切な組み合わせを次の選択肢から選んでください。
原則9:高い保護価値(HCV)
組織は、予防手段を用いて、管理区画内の高い保護価値(HCV)を維持および/または向上しなければならない。
9.1 組織は、影響を受ける利害関係者と関心の高い利害関係者の関与の下、また他の方法や情報源を通して、管理活動の影響の規模、強度、リスクおよび高い保護価値(HCV)が存在する可能性に応じた範囲で、以下に挙げる管理区画内における高い保護価値(HCV)についてその存在および状態を評価し、記録しなければならない:
HCV 1-種の( A ): 全世界、地域あるいは国家的に重要とされる固有種、希少種、危急種または絶滅危惧種を含む生物( A )が集中して認められる地帯。
HCV 2-景観レベルでの( B ):全世界、地域あるいは国家的に重要とされる自然発生種が本来の状態で豊富に分布している原生林景観、大規模な( B )。
HCV 3-生態系および生息域: 希少または危急、絶滅の危機に瀕している生態系、生息域もしくはレフュジア(退避地)。
HCV 4-重要な( C ): 集水域の保護や脆弱な土壌と斜面の流出、崩壊の防止などを含む、重要な基本的( C )。
HCV 5-地域社会のニーズ: 地域社会あるいは先住民族の関与の下で特定した、地域社会あるいは先住民族の生活に(生活、健康、食料、水などのため)欠かせない重要な場所と基本的資源。
HCV 6-( D ): 地域社会あるいは先住民族の関与の下で特定した、世界的もしくは国家的な規模で文化的、考古学的あるいは歴史的に重要な、もしくは地域社会あるいは先住民族の伝統文化にとり文化的、生態学的、経済的、宗教的あるいは精神的に非常に重要な場所、資源、生息域そして景観。
9.2 組織は、影響を受ける利害関係者、関心の高い利害関係者そして専門家の関与の下で、特定された高い保護価値(HCV)を維持および/または向上させる効果的な戦略を策定しなければならない。
9.3 組織は、特定された高い保護価値(HCV)を維持および/または向上させるための戦略と活動計画を実施しなければならない。これらの戦略と活動を実施する際には、管理活動の規模・強度・リスクに応じた範囲で、予防手段に則り行わなければならない。
9.4 組織は、高い保護価値(HCV)について、その状態の変化を評価するための定期的なモニタリングが行われていることを示さなければならない。また、効果的な保護が確実に行われるよう組織の管理戦略を順応させなければならない。モニタリングは、管理活動の規模、強度、リスクに応じて実施され、影響を受ける利害関係者、関心の高い利害関係者および専門家を関与させなければならない。