マイアクションNo. 100

フードマイレージとは?家庭菜園からのSDGs

この記事では「フードマイレージ」にフォーカスして、アクションのきっかけづくりになる内容をお届けします。食料輸送が環境に与える負荷を考えるきっかけとなり、SDGs「目標13・気候変動に具体的な政策を」をはじめとする環境課題につながります。

フードマイレージ問題

まず、フードマイレージとは、食料供給の実態と、食料輸送が環境に与える負荷の度合いをあらわします。食料輸送が環境に与える悪い影響を示す指標ですね。具体的には、主に、食料が届くまでにどれだけのCO2などが排出されているかを示します。

参考:農林水産省HP)

日本は、海に囲まれた島国であり、食料自給率が低く、食糧調達に多くの環境負荷をかけている国です。農林水産省が以前発表した資料をご覧ください。

(画像元:農林水産省

日本は世界でもダントツに、フードマイレージがかかっている国です。日本では、海へのプラスティックゴミの廃棄や、街中での有害物質廃棄などは、ほとんどない国です。SDGsに向けて活動といっても、普段からエコな国だと思っている人は少なくありません。

ですが、実際には「私たちが生きるためだけに、多くの環境負荷を世界に与えている国」であることを知っておかなければなりません。政府は「地産地消」を推進しています。では、私たちには、いったい何ができるのか、小さな一歩になるアクションをシェアします。

家庭でできるフードマイレージ対策

私たちにできることは、

・形が悪くても、地元産野菜コーナーから購入する

・食べきれる量だけ購入してロスを防ぐ

・自宅の庭やベランダで家庭菜園をする

などがあります。

筆者宅では、ベランダの小さなスペースでネギを、キッチンの隅でイチゴを育てています。

↑ネギは、強風で折れていますが、これも野菜のありのままの姿です。味には影響ありません。

↑イチゴはタネを植えたばかりですが、実がとれるのを楽しみに過ごしています。食育にもつながります。

まとめ

今回は、フードマイレージを知り、小さな一歩として家庭菜園を紹介しました。家庭菜園といっても、省スペースで育つ野菜や果物もあります。インターネットや書籍でも、育てやすいものが紹介されています。フードマイレージ対策に少しでも、貢献できるよう、小さな一歩を踏み出しましょう。

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