マイレビューNo. 103

GoogleによるSDGs【燃料効率のいいルート検索】

私たちは、現在地から目的地に行くまでに、カーナビや地図アプリ等を使用することが多くなってきていますよね?
できるだけ【最短ルート】【混雑を避けた道】などを地図アプリで検索している方も少なくないと思います。
中でも、GoogleMapを使用している人もいると思います。

GoogleはSDGsに貢献するため、いくつもの新機能を発表しています。

そのひとつに、GoogleMapサービスで燃料効率のいいルートを提案するという機能があります。その機能は、渋滞状況や道路の傾斜などの要因を考慮して、CO2排出量が少ないルートの表示するというものです。

所要時間が短い経路があったとしても、複数の経路のCO2排出量の推計を並べて表示し、利用者に経路を選択させる仕組みにすると発表されています。

また、今後は自社のストリートビュー車を走らせて得たデータを基に、様々な車種と道路のパターンから、より厳密にCO2排出量を算出していくそうです。

Googleマップで燃費の良いルートを増やすと、100万トンの炭素を削減できると発表しています。

2021年後半からアメリカで開始されており、欧州では2022年から利用開始となります。
その後も気候変動対策として各国で展開される予定だそうです。

この機能を使用することで、私たちは大気中のCO2を削減に協力することができます。
また、経路を選択するうえで、エコフレンドリーな経路を含む選択肢の中から、自分がどの経路を通るかを考える機会となります。そして、よりCO2排出量について真剣に向き合ったり、考えるようになることが示唆されています。

今までは、無意識のうちに【最短で目的地に到着できる経路】を選んできました。
それは、急いでいるときはもちろん、急いでいないときも、選択してきたことと思います。

しかし、現在はGoogleが提案する【CO2排出量の少ない経路】をはじめ、【自分の好きな景色が見える経路】、【緑が多く歩くときに心地の良い経路】など、いろいろな選択肢があって良いのです。

【最短ルートで目的地に到着する】ということが、カーナビや地図アプリによって習慣づけられたように、今度は【環境に良い選択を考える】ことが多くの人々に習慣づけられることを期待したいです。

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