地域のJA協力 食品ロスを削減 市場に出回らないキャベツを動物飼料として購入
この記事はPR TIMESのプレスリリースを引用しています。お問い合わせ・詳細は下記リンク先へhttps://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000589.000040302.html
アドベンチャーワールド(和歌⼭県⽩浜町)は、JA紀南すさみ支所と協力し、市場に出回らないものを含む収穫キャベツを動物飼料として地元農家より購入いたします。これまで農家で廃棄していた規格外のものや外葉部分を活用することで、農家支援と食品ロスの削減に繋げ、循環型社会の実現に寄与します。市場に出回らないものを含むキャベツの購入は昨年の冬より開始し2022年12月〜2023年1月の1か月間に約1,200kgを動物用飼料として与えており、今回5月より購入する春キャベツの量は、6月中旬までに合計約1,200kgの予定です。今回の春キャベツの購入以降も、キャベツの収穫時期には継続して地元農家からの購入を予定しています。
・購入するキャベツについて |
■市場に出回らないキャベツとは
市場に出荷するのが難しいキャベツのことを指します。これには発育不足や育ちすぎ、裂球などが含まれます。今回納品いただくキャベツの品質のほとんどは、市場に流通するものですが、もし市場に流通できない状態のキャベツが発生した場合でも、動物に影響のない範囲で与えることが可能なため、需要と供給の安定を確保することができます。安定した価格での購入となるため、双方にとってWin-Winの関係が築けます。
■外葉の廃棄量削減について
キャベツの外葉部分は市場販売する際は5枚程の廃棄が必要ですが、動物飼料の場合、廃棄は2枚程度となり、全体廃棄量の削減に繋がります。
■パーク内でキャベツを与えている主な動物種
サファリワールド:アフリカゾウ・ラクダ・ヒマラヤタール・カンガルー・アクシスジカ・キリン・サイ
ふれあい広場:カピバラ・マーラ・ワオキツネザル・リスザル
・報道関係者の方向けに、キャベツを動物に与えます |
報道関係者の方は、パーク開園前に納品したキャベツをアフリカゾウに与えるシーンを撮影いただけます。
日時:2023年5月16日(火) 午前9時30分~
※取材日当日搬入するキャベツの量は約200kgです。
JA紀南について
JA紀南は、和歌山県南部の田辺市・西牟婁郡一円の9つのJAが合併して2003年4月に発足。太平洋に面した紀伊半島の西岸に位置し、紀伊水道を流れる黒潮の影響によって気候は温暖多雨。果樹を基幹とした総合園芸産地を形成している。広域な管内は、梅のブランドである紀州梅産地を形成しており、温州ミカン中晩柑、スモモ、花き、野菜、茶などの栽培も盛ん。2004年7月にユネスコ世界遺産に登録された熊野古道、海水浴や温泉で賑わう南紀白浜温泉、さらに本州最南端の串本潮岬も管内に含むなど、山・川・海と自然豊かなエリアで農業と地域振興に活動している。
【アドベンチャーワールド「SDGs宣言・パークポリシー」】https://www.aws-s.com/parktheme-sdgs/
アドベンチャーワールドは、「こころにスマイル 未来創造パーク」として、すべての生命にSmile(しあわせ)が溢れる豊かな未来の地球の姿をパークで体現します。パークという”小さな地球”を通して、関わるすべての人の人生が豊かになるように、動物たちの生命がずっとつながっていくように、自然や資源が循環し再生するように、未来のSmileを創り続けていきます。
【SDGsについて】
SDGsとは「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」のことです。社会が抱える問題を解決し、世界全体で2030年をめざして明るい未来を作るための17のゴールと169のターゲットで構成されています。2015年9月、ニューヨーク国連本部において193の加盟国の全会一致で採択された国際目標です。