コンビニのSDGsを知って毎日を豊かに!
この記事では、私たちの暮らしに欠かせない「コンビニ」にフォーカスして、コンビニのSDGsへの取り組みを紹介いたします。近年コンビニでも目にするようになった「値引きラベル」についての情報とローソンとセブンイレブンの取り組み事例を紹介します。
コンビニ商品にも値引きラベル
(画像元:食品ロス・食品リサイクル対策 | GREEN CHALLENGE 2050 | サステナビリティ | セブン&アイ・ホールディングス (7andi.com)
コンビニによく行く人の中には、近年よく「値引きラベル」を目にするという人も多いのではないでしょうか。これまで、コンビニ商品は定価というイメージがありました。ですが、食品ロスを削減すべく、各コンビニの様子も変わってきています。
・最前列からの購入を促す案内がある
・値引きラベル
・ポイント付与
など、スーパーの値下げシールと同様にコンビニでも、期限の早い商品から売り切る動きがみられるようになりました。
これらは、食品ロスの削減に貢献するとともに、コンビニ店舗の売上増加により働きがい・経済成長につながるとされています。消費者である私たちも、手前から商品をとることや、値引きラベルのある商品を購入すれば、食品ロスの削減に貢献できますね。
「ローソン」のSDGs取り組み
ローソンは、「マチの“ほっと”ステーション」であることを目指しながら、環境ビジョンを掲げています。「Lawson Blue Challenge 2050!~“青い地球”を維持するために!~」と題した長期目標環境ビジョンを策定し、次のような取り組みをしています。
・脱炭素社会を2050年に実現
・CO2排出量の削減
・食品ロスの削減
・容器包装やレジ袋削減
など、環境課題に対応した活動を進めています。
また、地域の重要なスポットとしての役割も、引き続き担っていく方針を次のように示しています。
「圧倒的な美味しさ:商品・サービスにあっと驚くような発見」
「人への優しさ:キレイなお店づくりと気持ちのよい接客」
「地球(マチ)への優しさ:CO2排出量や食品ロス、プラスチックの削減」
(参考:環境ビジョン Lawson Blue Challenge 2050!|ローソン公式サイト)
「セブンイレブン」のSDGs取り組み
セブンイレブンは、「近くて便利なお店」であることを目指しながら、環境問題など社会課題に取り組むべく『GREEN CHALLENGE 2050』という環境宣言を発表しました。持続可能な社会へ向けて次のような取り組みをしているとのことです。
CO2排出量削減
・店舗に太陽光発電パネル、省エネ冷蔵ケースを導入
・環境負荷の少ない配送車両を導入
プラスチック対策
・環境負荷の少ない包装パックの開発
・ペットボトルリサイクル
食品ロス・食品リサイクル対策
・販売期限が近い商品購入でポイント特典がつく「エシカルプロジェクト」を実行
持続可能な調達
・フェアトレード原料使用のチョコレートなどの商品展開を拡大
(参考:GREEN CHALLENGE 2050|セブン‐イレブン~近くて便利~ (sej.co.jp))
買い物しながらSDGsに貢献
SDGsへつながる施策をしている店舗で買い物をすることで、私たちの暮らしも便利で豊かに、コンビニを通して地球への貢献もできているのですね。
私たちにとって直接的に該当するのは、SDGs「目標11 住み続けられるまちづくりを」、
コンビニを利用することで間接的に該当するのは、SDGs「目標13 気候変動に具体的な対策を」「目標14 海の豊かさを守ろう」などと考えられるでしょう。
また、お買い物の際は「マイバッグを持参する」「期限の早いものを選ぶ」などの配慮をしたいですね。購入商品を選ぶときには「チョコレートを買うならフェアトレード商品を」など、企業の取り組みを知っていれば、よりSDGsに貢献するかたちで購買活動を実践できます。