ごみ拾い×運動=プロギング 楽しくごみ拾いしよう
学校や会社の行事としてごみ拾いに参加したことがある、という人が多いのではないでしょうか。
この記事では、いつものごみ拾いに取り入れられる「プロギング」をご紹介します。
ごみ拾いが、もっと楽しく、もっとコミュニケーションが生まれるものになるかもしれません。
プロギングって?
プロギングとは、ジョギングやハイキングなどの運動をしながらごみを拾うアクティビティです。
スウェーデン語の「plocka upp(拾う)」と、「jogga(走る)」から成る造語で、2016年頃からスウェーデンで始まり、2018年にかけて世界で広がりました。
今では世界100か国で1日に200万人もの人がプロギングをしているといわれています。
ジョギングやハイキング、ウォーキングといった運動に、ごみを拾うためにしゃがんだり、脚を曲げたりすることでより負荷をかけることができます。
いつもの運動がより深くなるだけでなく、ごみ拾いで地域もきれいになり、また一緒に運動することでメンバー同士でコミュニケーションも生まれる、“一石三鳥”のアクティビティです。
Plogging Japan
日本にも「プロギングジャパン」というプロギングを行う団体があります。
都内や名古屋、関西などさまざまな場所でプロギングイベントを開催しており、誰でも無料で参加することができます。
必要なごみ袋などの道具は団体が用意してくれるのでハードルが低く、イベントで出会った人同士で交流が生まれるのも大きな魅力です。
ヨガウェアやシューズのブランドとコラボしたイベントもあり、さまざまな楽しみ方ができます。
地域によっては子どもが多く参加していることもあるそう。
親子で、地域のみんなと、ごみを拾って汗を流す、ごみ拾いとはまた違った価値ある体験になりそうです。
あなたの身近でもプロギングを
プロギングはひとりでもできますが、チームでやればもっと楽しくなるかもしれません。
学校、会社、地域の活動として、プロギングを始めてみてはいかがでしょうか。