人権

ジェンダー表現のNG例と置き換え言葉|無意識の偏見をアップデート!

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男女平等や包括的な社会の実現が叫ばれるなか、ジェンダーフリー、ジェンダーレス、インクルーシブといった言葉をよく耳にするようになりました。
一方で、私達が普段用いる表現や言葉の中には、男尊女卑、性別役割分業など無意識の偏見がまだまだ使われています。
年齢や職業を問わず、時代に合わせて日常表現もアップデートさせることが大事!ここでは押さえておきたいジェンダー表現と置き換え言葉をまとめました。

日常に潜むNGなジェンダー表現と配慮ある置き換え言葉

①内助の功:【置き換え】協力、協調

【NGな理由】女性を一律に伝統的な役割やイメージで固定するため
男女共働き世帯が増えている現代社会。「男性は外で仕事、女性は家庭」という表現が、女性だけでなく男性の生き方をも狭めてしまうことも。あらゆるシーンで男女が対等なパートナーとして社会に参画できることが大事です。同様の表現である「良妻賢母」も使用しないことが推奨されています。

②奥さん、家内:【置き換え】妻、つれあい、パートナー

【NGな理由】男性と女性を主従関係でとらえ、女性は家庭にいるという印象を与えてしまうから
主人、亭主、旦那の表現も同様に「夫、つれあい、パートナー」と置き換えます。

③美人○○、職場の花、看板娘:【置き換え】使用しない

【NGな理由】女性を鑑賞の対象としているため
現代は外見で相手を判断、差別するルッキズム(lookism)も炎上する時代。容姿ではなく人格を尊重する表現が求められます。

④カメラマン:【置き換え】フォトグラファー,写真家

【NGな理由】「人=男性」というそもそもの偏った価値観が反映されている。多様性を尊重するには不適切
海外でも職業を表す表現から「man」が排除されています。(例:警察官はpolice man→police officer)

上記でご紹介したのはごく一部ですが、身の回りにはアンコンシャスバイアス(無意識の偏見)が含まれる表現は多数あります。
「全ての人がありのままの自分で生きられる社会」を目指すためにも、まずは日常表現から見直してみませんか?

ジェンダーの表現ガイドラインをもっと知りたい方は、以下のサイトをチェックしてみてください。
参考:男女共同参画の視点に立った表現ガイドライン(宝塚市)

ジェンダー表現に関するよくある質問(Q&A)

Q1:良かれと思って使った言葉がNGだった場合、どう対応すればいいですか?

A:相手が不快に感じていることが分かったら、まずは素直に謝罪し、その言葉がなぜ不適切だったのかを理解する姿勢を持つことが大切です。「悪気はなかった」という意図よりも、相手がどう受け取ったかを優先し、次からは新しい表現にアップデートしていきましょう。

Q2:すべての古い言葉を一度に変えるのは難しいですが、何から始めるべきですか?

A:まずは、家庭内や職場など、身近な人間関係で頻繁に使う言葉から見直すのがスムーズです。例えば「奥さん」を「パートナー」と呼んでみるなど、小さな一歩から「無意識の偏見(アンコンシャスバイアス)」に気づく練習を積み重ねてみてください。

Q3:自分は気にしない表現でも、他人に使う際は避けるべきでしょうか?

A:はい、避けるのが無難です。言葉の受け取り方は人それぞれですが、社会全体が「性別による役割固定」を解消する方向に進んでいます。自分にとっては親しみを込めた表現でも、相手の生き方や価値観を制限してしまう可能性があるため、公共の場や初対面の相手には、より中立的で配慮のある言葉選びが求められます。

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    Kazuki

    米国・ニューヨーク州在住の環境ライター/3児の母。好きなコトバは「人生は美しい。人生は甘美だ」(ブッダ)。知るために、書く。書いて、つながる。がモットーです。

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