実現したいSDGsなクリーンエネルギー
2050年のカーボンニュートラル実現を目指す昨今、エネルギー資源においてもさまざまな対策が模索されています。
クリーンエネルギー実現に向けて
SDGsでは目標7として、「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」とあるように、世界には、現在も電力が使えずに生活している人口は、約7億人いると言われています。最終的には全世界の人々が安価でクリーンなエネルギーを供給できることが目標です。
日本自国においても、まだ火力発電や原子力発電に多く依存しているため、より早くクリーン(自然)エネルギーを実現することで、現在電力が通っていない国でも自然のエネルギーを使用できるようになると期待されています。
参照:国連広報 プレスリリース
再生可能エネルギーの課題
経済産業省資源エネルギー庁が発信する再生可能エネルギーは、太陽光・風力・地熱・中小水力・バイオマスなど10種類存在します。
けれども、これらの再生可能エネルギーにもまだまだ課題がつきものです。
再生可能エネルギーにおいての最大の課題は
・コストの削減すること
・天候などにされない安定した電力の供給を目指すこと
・広大な土地が必要となる現状の改善
が挙げられます。
参照:再生可能エネルギーとは?
小規模ながらもSDGsなエネルギー
現状では持続可能なエネルギーとしては実現してないものの、取り組みとしては面白いのが、「電力の地産地消」「廃熱発電」「振動力発電」などです。
・電力の地産地消・・・分散している電力を自治体内で活用していく取り組み
・廃熱発電・・・工場や温泉などの温排水を利用した小規模な発電
・振動力発電・・・振動の圧力から電力に変換する(圧電素子を利用したもの)
参照:知ってる?電力の地産地消、ヤンマー 廃熱発電システム(実証実験中)、ネオ・コーポレーション 振動力発電の仕組みと特徴について
特に、振動力発電は、人の歩く振動や車の通る振動などでも電力に変換できる実証が2006年より行われているというのだから驚きです。
まだまだ課題の多い新エネルギーですが、よりクリーンなエネルギーの実現への取り組みが続いています。