サステナブルレシピ

麹生活で毎日のご飯が美味しくなる!初心者のための優しい始め方

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毎日のおうちごはん。献立から買い出し・調理まで、毎日のこととなると本当に大変ですよね。「時間をかけて作ったのに味が決まらない」「子どもや家族には体に良いものを食べさせたいけれど、手いっぱいで無理!」そんな風に、ちょっぴり疲れてしまう日もあるのではないでしょうか。

実は、ほんの少しの工夫で、そんな毎日の料理がグッと楽に、そして格段に美味しくなる方法があります。それが麹(こうじ)を取り入れた暮らしです。今回は、頑張りすぎずにゆるく始められる、麹の魅力や上手な使い方についてたっぷりとお伝えしたいと思います。

麹生活が体に優しい理由

私たちの体を内側から整えてくれる麹には、毎日を健やかに過ごすための秘密がたっぷり詰まっています。麹は酵素の宝庫と言われていて、代表的なものとして次の3つの酵素が含まれています。

  • アミラーゼ:デンプンを糖分に分解する
  • プロテアーゼ:タンパク質をアミノ酸に分解する
  • リパーゼ:脂質を分解する

消化を助ける酵素の力

麹に含まれるこれらの酵素の力によって、食べ物の中のデンプンやタンパク質・脂質などの栄養素があらかじめ分解された状態になります。分解された状態で摂取することで体内で消化しやすくなり、栄養を効率よく吸収できるという嬉しいメリットがあります。さらに、酵素には代謝を促すデトックス効果もあり、美容やダイエットを意識したい方にもぴったりです。食により必要な栄養が補給されていたとしても、酵素が不足していると代謝機能が衰えて生活習慣病につながることにもなりかねないようです。  

お腹を整える善玉菌の応援

酵素(アミラーゼ)が生み出すオリゴ糖は腸内細菌“善玉菌”の大好物。これをエサにして乳酸菌などの善玉菌が元気に繁殖するため、腸内環境がすっきりと整い、免疫力の向上やサラサラな血液作りをサポートしてくれます。

豊富なビタミンB群の生成

 また、麹菌は発酵の過程でビタミンB群も豊富に作られるため、日々の疲労回復や美肌の維持にも心強い味方になってくれます。

料理が美味しくなる秘密

なぜ麹を使うと、特別なテクニックがなくてもプロのような味付けになるのでしょうか。麹に含まれるプロテアーゼという酵素には、前述したようにタンパク質をアミノ酸に分解する力があります。お肉などのタンパク質を分解する役割があるので、麹に漬け込むだけで固い食材がやわらくなったり、分解により生み出されたアミノ酸は旨味成分なので麹に漬け込むと食材から旨味を感じるようになるのですね。 

麹の酵素が食材の旨味を引き出してくれるので、素材の味を生かした簡単・シンプルな味付けで満足のいく食事が作れるようになります。時短にもなりますね。 

初心者に優しいお買い物術

お店の売り場でどちらを選ぶべきか迷ったときは、自分の暮らしに合ったタイプを選ぶのがおすすめです。手作り用の米麹を探すと、お店では大きく分けて「生麹」と「乾燥麹」の2種類が並んでいます。

  • 生麹(なまこうじ): 水分を含んだしっとりとした麹です。風味が豊かで発酵の力が強いのが魅力ですが、日持ちがしないため冷蔵や冷凍での保存が必要です。
  • 乾燥麹(かんそうこうじ): 生麹から水分を飛ばしたものです。常温で数ヶ月ほど長期保存ができるため、使いたいときにいつでも使えます。スーパーでも手に入りやすく、管理も簡単なため、これから麹生活を始める初心者の方には乾燥麹が断然おすすめです。

おすすめの乾燥米麹

これからおうちで発酵調味料を作るなら、まずは使い勝手の良いお好みの乾燥麹を選んでみましょう。

    • 迷ったらこれ!Amazonベストセラー1位の定番
      昔ながらのパッケージでお馴染みの伊勢惣『みやここうじ(1kg)』は、乾燥麹のパイオニア。こちらは伝統的な板麹をあらかじめバラバラにほぐしてあるため、袋から出してそのまま使えます。しっかりとした発酵パワーと圧倒的なコスパで、多くの愛好家に選ばれ続けている安心の逸品です。塩麹と醤油麹を1回ずつ作るのにちょうどいいサイズ感の伊勢惣『みやここうじ(500g)』もあり、こちらは麹を試してみたい初めての方にもおすすめの定番品です。Amazonでみやここうじを見る
    • 計量の手間をなくして手軽に始めたい方に
      100gずつ小分けにパックされたマルコメ『プラス糀 米こうじ』がぴったり。塩麹や醤油麹を作る際も、袋を開けてそのままバラバラと使えるのでとっても衛生的です。Amazonでマルコメ麹を見る
    • まろやかな旨味や甘みにとことんこだわりたい方に
      秋田のブランド米を100%使用したLOHAStyle『あめこうじ』がおすすめ。酵素の力が非常に強く、おうちで作る調味料がワンランク上の白く美しい仕上がりになりますよ。AmazonでLOHAStyle麹を見る

自宅で育てる麹調味料の作り方

おうちで手作りする発酵調味料は、驚くほどシンプルで愛着がわくものばかりです。
粒状の米麹(乾燥麹)を使って、まずは基本の「塩麹」と「醤油麹」を作ってみましょう。どちらも材料を混ぜて、1日1回スプーンで空気を含ませるようにかき混ぜるだけで完成します。

基本の万能塩麹の作り方

お肉やお魚の旨味を優しく引き出してくれる、基本の塩麹の作り方です。

  • 材料: 米麹 200g、塩 60g、水 200〜250ml
  • 作り方: 清潔な容器に米麹と塩を入れてよく混ぜ合わせ、ひたひたになるまで水を注ぎます。フタを軽くのせて常温に置き、1日1回混ぜます。乾燥麹が水を吸うので、翌日に水が減っていたら麹が浸るくらいまで少し水を足してください。1週間〜10日ほど経ち、お米が芯まで柔らかくなって甘酸っぱい良い香りがしてきたら完成です。

失敗知らずな醤油麹の作り方

混ぜるだけで絶対に美味しく仕上がる、お醤油ベースの麹調味料です。

  • 材料: 米麹 200g、醤油 200〜300ml
  • 作り方: 容器に米麹を入れ、ひたひたになるまでお醤油を注ぎます。こちらも1日1回かき混ぜ、翌日に麹がお醤油を吸って表面に出ていたら、お醤油を少し注ぎ足してください。1週間ほどして、お米の粒がとろっと柔らかくなったら出来上がりです。実は塩麹よりも旨味成分が格段に強く、失敗もしにくいため、手作りが初めての方には特におすすめです。

いつもの調味料との置き換え法

いつもの調味料を麹調味料に変えるだけで、お料理の手間が驚くほど減らせ、簡単に深い味わいに仕上がります。代表的な麹調味料に、塩麹・醤油麹・玉ねぎ麹・米麹甘酒があります。 これらの麹調味料を料理に使うときは、以下の黄金比を参考に置き換えてみてください。また減塩効果もご紹介します。 

  • 塩⇒塩麹(塩分:塩の4~5分の1) レシピの塩の分量に対して『2倍量』で置き換え! 
  • 醤油⇒醤油麹(塩分:醤油の2分の1) レシピの醤油の分量に対して『同量』で置き換え! 
  • コンソメ⇒玉ねぎ麹  コンソメキューブ1個に対して『大さじ2』で置き換え! 
  • 砂糖⇒米麹甘酒  レシピの砂糖の分量に対して『2倍量』で置き換え! 

 調味料に麹調味料を使うと、自然と市販の「〇〇の素」などの化学調味料を使う回数が自然と減っていきます。キッチンもすっきりし、無理なく無添加生活楽しめるようになりますよ。 自分に合った方法で、ゆるく無理なく、簡単で身体にやさしいおうちごはんを作っていけたらいいですね。 

麹生活に関するよくあるQ&A

Q1:麹調味料は作ってからどれくらい保存できますか?

A:手作りの塩麹や醤油麹は、冷蔵庫で約3ヶ月〜半年ほど保存が可能です。清潔な容器を使い、使うときも綺麗なスプーンですくうようにすると長持ちします。

Q2:加熱すると麹の酵素の効果はなくなってしまいますか?

A:麹の酵素は熱に弱い性質がありますが、加熱されて壊れた酵素も、体内の善玉菌の栄養(エサ)になってお腹の環境を整えてくれます。加熱料理でも嬉しい効果はしっかり期待できます。

Q3:毎日どれくらいの量を摂ればいいですか?

A:決まった量はありませんが、一度にたくさん摂るよりも、毎日大さじ1杯程度をコツコツ続けるのがおすすめです。スープや炒め物に少しずつ取り入れてみてください。

麹生活の楽しさに慣れてきたら、他のお手軽な無添加調味料も手作りしてみませんか?こちらの記事では、おうちで簡単にできる無添加調味料のレシピを詳しくご紹介しています。ぜひ合わせてチェックして、体に優しい食卓をさらに広げてみてくださいね。☞無添加調味料に挑戦!手作り簡単レシピ紹介

 【参考】 https://www.cordon-bleu.co.jp/catering/kouji-1527#i-12 

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    sora

    「地球と体に優しい暮らし」をテーマに発信するライフスタイルライター。無添加食材の選び方や調味料の活用術、身近な素材で楽しむエコラッピングなど、日常で無理なく取り組めるサステナブルな知恵を提案します。

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