注文止まず6刷決定! いま話題の〈土壌のバイブル〉『土を育てる 自然をよみがえらせる土壌革命』
- 訳者・服部雄一郎さんコメント
ご自身も〝土を育てる〟ことを意識され、「ばらまき畑」を実践している、本書の訳者・服部雄一郎さんからコメントを寄せていただきました。
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なぜ肥料をやらなくても作物が育つのか? なぜ、土を耕し、雑草を引き抜くと、気候変動や食料危機の悪化が招かれるのか? 本書が教えてくれるのは、自然環境のダイナミックな循環、そして、それを生かす驚くべき農法の可能性です。
小さな庭や家庭菜園にも生かせる視点が満載。「野菜は買うだけ」という方々も、きっと本書を読み終えるころには、「野菜の見え方」が変わり、足元に植物を植えたい気持ちになるはず! 「リジェネラティブ」のワードとともに、さらに多くの方に届いてほしい1冊です。
- 内容
日本版に寄せて
はじめに いちばんの師
第1部 道のはじまり
第1章 絶望からの出発
第2章 自然がよみがえる
第3章 リジェネラティブの気づき
第4章 牛が牛でいられるように
第5章 次世代に引き継ぐ
第6章 ブランドをつくり出す
第2部 理想の 「土」 を育てる
第7章 土の健康の5原則
第8章 カバークロップの偉大な力
第9章 土さえあればうまくいく
第10章 収量よりも収益を
おわりに 行動を起こす
- 著者情報
ゲイブ・ブラウン Gabe Brown
気候変動対策「カーボン・ファーミング」として、いま世界で注目を集めるリジェネラティブ農業(環境再生型農業)の第一人者。アメリカ、ノースダコタ州で2,000ヘクタールの農場・牧場を営む。妻と息子の家族3人でたび重なる危機を乗り越えて、化学肥料・農薬を使わない不耕起の栽培によって、自然の生態系を回復させる新たな農業を確立した。彼の農場には国内外から毎年数千人の見学者が訪れるほか、講演やメディア出演も多数行い、世界中にそのメソッドを伝えている。アメリカ不耕起栽培者賞、天然資源保護協議会から成長グリーン賞を受賞。
- 訳者情報
服部雄一郎(はっとり・ゆういちろう)
翻訳家。高知県在住。UCバークレー公共政策大学院修了。「ゼロウェイスト」や「プラスチック・フリー」の実践的な取り組みがメディアで紹介され注目を集める。訳書に、『ゼロ・ウェイスト・ホーム』(アノニマ・スタジオ)、『プラスチック・フリー生活』(NHK出版)、『ギフトエコノミー』(青土社)など。家族の暮らしを綴った妻との共著書に、『サステイナブルに暮らしたい』(アノニマ・スタジオ)がある。ブログ「サステイナブルに暮らしたい」(sustainably.jp)。
- 商品情報
書名:土を育てる 自然をよみがえらせる土壌革命
著者:ゲイブ・ブラウン
訳者:服部雄一郎
出版社:NHK出版
発売日:2022年5月30日
定価:2,420円(税込)
判型:四六判
ページ数:280ページ+カラー口絵8ページ
ISBN:978-4-14-081900-5
URL:https://www.nhk-book.co.jp/detail/000000819002022.html
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/4140819006
楽天ブックス:https://books.rakuten.co.jp/rb/17106414/