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寝具を蘇らせる!画期的なサービスに注目

1日の終わりを労わってくれるお布団。
ふわふわの寝具で眠ることで、疲れも取れるし癒されますね。
しかし長く使えば、布団がヘタってしまったり、汚れやほつれなどが蓄積してしまいます。
暖かさを感じにくくなったりしたら、そろそろ買い替えを検討するタイミングでしょう。
また、布団はなかなか洗えるものではないので、その時に処分することもありますね。
これ以外に寝具を捨てる機会はないと思っていましたが、実は引越しのときに買い替えたいものNo.1が布団・ベッドというアンケート結果がありました!

【引越しアンケート】引越しする時に捨てるもの、買い替えたくなるものとは?

これらのタイミングを合わせると、国内で年間約1億枚の寝具が処分されていると言われているのです!!!
これほど大量に処分されている寝具。
ですが、使用済み布団が処分される問題を解決する、新しい製品に蘇らせるサービスがありました!
布団の未来を変えるサービスにぜひ注目してください。

布団も資源なのにゴミとして処分される

布団の原料にはさまざま使われていますが、例えば羽毛布団であれば1枚に水鳥200羽分の羽毛が必要です。
また、綿布団1枚であれば、綿畑100坪分の綿花が必要となります。
布団1枚でも、たくさんの資源や命が使われていることが分かりますね。
さらに、作られる過程でも環境問題に関係することも挙げられます。
綿の製造には、大量の水が必要です。
そして、水も資源です。
綿を作るために、地下水を大量に組み上げたり、川の水を使ってしまうことで、水位が下がり、人の生活や周囲の生き物に大きな被害を与える被害も起きています。
布団1枚に、水鳥の命も地球資源も使われているのに、いらなくなったら焼却処分するなんて、資源を使い捨てている行為でしょう。

布団の回収・再生サービスsusteb (サステブ)

捨てられてしまう布団に革命を起こしたのが、株式会社yuniが行なっているsusteb(サステブ)というサービスです!
こちらのサービスは、布団を回収して、洗浄・殺菌が行われたあと、座布団や軍手など新たな商品として生まれ変わらせます。

susteb(サステブ)の簡単な仕組み

  1.  サステブから、布団回収キットを送られてくる
  2. 布団を圧縮袋に入れて、佐川急便に引き取ってもらう

なんと、これだけです!!

面倒な手続きもいらず、布団を有効活用できるシステムですね。
これまで回収した寝具は25万枚以上、そして再生した素材は321トンにも及びます!
さらにsusteb (サステブ)が広がったら、処分されるはずだった布団がなくなり、資源を循環できる世の中にすることができるでしょう。

その他にもSDGsに貢献

布団の資源を循環させるだけでも十分素晴らしい活動ですが、他にもsusteb (サステブ)が貢献していることがあります。
それが、障がいのある方々の就労支援事業です。
雇用を作り、働ける環境を提供しています!
環境問題だけでなく、人々の環境も整えてくれる、みんなが嬉しい取り組みですね。
詳しくはsusteb (サステブ)をチェックしてみてください!

布団の未来は明るい!

これまでの布団の処分方法は、可燃ごみとして処分・粗大ごみとして処分・回収業者や引っ越し業者へ頼んで処分する方法が大半でした。
また、これまでの現状で寝具のリサイクル率はたった2%しかなかったことを考えると、多くの資源を無駄に捨てています。
しかし、これからはsusteb (サステブ)のサービスを活用して、無駄のない布団の循環を当たり前にしていき、物を捨てずに資源を大切にする世の中を作って行くことができるでしょう!

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