WHILL試乗体験記 in 名護: 地域活性化の鍵となるか?
沖縄トヨタ自動車の新しい取り組みで、歩行領域モビリティWHILL(ウィル)の実証実験「名護まちまーいスマート体験」が行われていたので、試乗してきました!
最近、自転車型の電動型の乗り物は、観光地では数多く見かけるようになりました。
WHILL(ウィル)は、どちらかというとシニアカーや介護椅子なのかな?と思っていました。
もちろん、その役割も果たすのですが、今回の実証実験では、WHILL(ウィル)を活用して、観光客誘致、緊急避難時の市民の移動手段確保、地域の魅力発信など、多岐にわたる目的を掲げていました。
実際に、WHILL(ウィル)で街中を走ってみましたが、車では入れない(停められない)ところの名所や、裏道のお店、坂道を登っていく景色など、普段では感じられない発見が得られました!
WHILL(ウィル)は歩行者と同じ扱いとなるため、免許やヘルメットは不要なので、観光客で免許を持っていなくても、自由に散策することができます。
ウォーキングが好きな私ですが、流石に山道を歩いて登るのはなかなか大変。
しかし、WHILL(ウィル)を使って、名護城の上にある人気スポットのさくら橋(写真)まで行けました!
沖縄の美しい海岸を走行したり、歩き続けるには少し体力的に辛い人も、WHILL(ウィル)なら、ものすごく楽に移動ができて楽しむことができるでしょう!
また、いざという時は避難時の移動方法としても活用できます。
2024年4月に起きた台湾地震による避難警報の際、高台に避難するために車が渋滞する問題が起きたこともあげられ、WHILL(ウィル)を使えばもっと早くスムーズに避難もできるというメリットもあります。
操作もとっても簡単で、右手のハンドルだけで操作でき、小回りも良くスピードも最大6キロなので、大人の早足程度で怖くありません。
普段は、WHILL(ウィル)を観光客の移動手段の一つとして利用してもらい、地域を散策しながら食事や観光でお金を落としてもらうことで、地域経済を活性化していくことができます。
それに加えて、緊急時にも対応できるようになれば、地域発展と安心面の両方の可能性が広がりますね。
今回の実験で、たくさんの人がWHILL(ウィル)に関心を持って、地域の発展や経済を循環させていく仕組みを作り上げていってほしいと思いました!