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柔軟剤って必要?メリットとデメリット、代用できるナチュラル洗剤とは

当たり前のように洗濯時に使用する柔軟剤。 
でも、柔軟剤を使わないことでメリットがあることもわかり、最近では柔軟剤を使わないという選択をする方も増えてきているようです。
私自身肌が弱く荒れやすいので、界面活性剤が入っている柔軟剤は本当にマストアイテムなのか疑問に思い、調べてみました。 

 
柔軟剤を使わないメリット 
肌荒れ防止 
柔軟剤には衣類をやわらかくするための化学成分が入っているため、肌が敏感な人は肌荒れを引き起こすかもしれません。また、石油由来の界面活性剤も含まれているため、それにより肌荒れを引き起こす人もいます。  

節約 
柔軟剤は、洗濯洗剤より高額なものも多く、使い続けると負担が大きいですよね。 
また経済面だけでなく、購入の手間やゴミもなくすことができます。  

衣類の吸水性の回復・劣化の防止 
柔軟剤のコーティング効果で、タオルの吸水性や汗の吸汗・撥水効果を弱めてしまいます。 
また、羊毛やシルクは型崩れが起きる場合も..。  

■生乾き臭を防ぎ、洗濯槽を清潔に保てる 
柔軟剤のコーティング効果により、衣類に洗剤成分が入りにくく汚れ落ちが悪くなったり、洗濯槽に残りやすくなるため、衣類の生乾き臭や洗濯槽のカビの繁殖の原因となってしまいます。柔軟剤はすすぎの段階で投入されるため、より洗濯槽に残りやすいですよね。 
 
■香害や環境破壊を防ぐ 
柔軟剤に含まれる化学成分がアレルギーやがんの原因になったり、香りのマイクロカプセルはプラスチックなので使用後環境に残ってしまいます。 
 

柔軟剤を使わないデメリット 
香りがつかない  

衣類が硬くなる 
肌に刺激を与えるとかゆくなってしまうような方の場合は、衣類をやわらかくする効果のある柔軟剤の使用は、肌への刺激を弱め、いいかもしれませんね。  

柔軟剤のコーティング効果がなくなり、毛玉や静電気の発生・ホコリや花粉の付着が増える 


柔軟剤を使わない場合の洗濯方法
 
柔軟剤を使わないと衣類がゴワつくことがありますが、洗濯方法を気を付けるとゴワつきを防いでやわらかく仕上げることができます。 

 洗濯物を洗濯ネットに入れる 
洗濯ネットに入れることで、洗濯物がこすれず繊維をつぶさずに洗濯することができます。  

洗剤を入れすぎない 
洗剤を入れすぎるとすすぎ残しが起こり、繊維が立ち上がらず衣類のゴワつきにつながったり、雑菌が繁殖して臭いの原因になったりします。 
逆に少なくても汚れや臭いが落ちないので、指定された適量を入れることが大切です。  

クエン酸を少量入れる 
洗濯洗剤の多くは弱アルカリ性~アルカリ性です。クエン酸は酸性なので、洗濯の仕上げにクエン酸を入れることでアルカリ性と酸性が中和され、ふんわり仕上がります。 
クエン酸の量は水40Lに対して小さじ1杯ほどが目安。 
あらかじめクエン酸小さじ1杯を水50ccで溶いて柔軟剤投入口に入れておくか、すすぎのタイミングでクエン酸小さじ1杯を直接洗濯槽の中に入れるようにしましょう。 
 
他にもクエン酸には、こんなメリットも。 
・柔軟剤のようにコーティングではなく、ゴワつきの原因となるすすぎ残された洗剤や石けんカスを取り除くことでゴワつきを防ぐので、吸水性などが落ちることがない 
・無臭なので、衣類に香りをつけたくない方におすすめ 
・酸性のため雑菌の繁殖を抑え、生乾き臭を防ぐ 
・すすぎ残しは衣類の黄ばみの原因に。クエン酸はすすぎ残しを取り除く働きをするので、黄ばみを防ぎます。衣替え前などに使うのもいいですね。 

 

柔軟剤を使わない場合の干し方 
柔軟剤を使わずに衣類をやわらかく仕上げるためには、干し方にも少し工夫が必要です。  

繊維を立たせてから干す 
脱水まで終わった洗濯物を、上下に10回ほど大きく振って、繊維を立たせてから干しましょう。そうすることで、洗濯で潰れた繊維が立ち上がり、ふんわり仕上がります。 
また、繊維が立ち上がったことで風通しもよくなり、生乾きも防げます。  

干す時間は短く! 
洗濯物を干すときは、なるべく時間を短くすると洗濯物がゴワゴワになりません。 
長時間日光に当ててしまうと、乾ききってパサパサになってしまうので、できれば風通しのいい場所で陰干しするのがおすすめです。天日干しの場合は、3時間ほどを目安にするといいでしょう。  

メリット・デメリットや代用品の使い方などを知り、自分に合った洗濯方法を見つけましょう。 

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