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シニアが活躍!弓道と健康

我が弓道部の長老は、88歳。週に4~5日お稽古に来られています。 
小さな町の弓道場ですから、数は多くないけれど、常連の平均年齢は71歳。皆さんとても元気です。 
中学生も何人か来ていますが、中学生も80歳も対等にできるというのが弓道のいいところです。75歳の年の差がありつつも一緒に楽しく弓を引いています。  

弓道は日本の武道の代表であり「静」のスポーツです。 
まず走ることはありませんし、走ることはタブーです。ですからシニアにも長く続けられるスポーツです。 
手首、首、肩、肘、足腰のストレッチを入念に行えば、どこか痛めるということもほぼありません。白い道着と黒い袴を着ると、身も心も引き締まります。 

 弓道は人と対峙するものではなく、相手は「的」だけです。2時間程度、自分のペースで集中して弓を引きます。弓を引くのに力がいるのですが、弓の強さも6kg位から20㎏位までいろいろありますので、自分の力に合わせて無理なくできます。 
なかなか当たらない、と悩む日も多いけれど、自分との戦いです。常に自分の心と技法に向き合いながら真剣に頑張っています。 

 弓道場は屋根がついているものの、吹き曝しと同じです。暑い日は36~7℃の中で汗を流しながら、寒い日は2~3℃の中で震えながら、こんな寒い日にしなくてもいいのに、と言いつつ、三々五々集まってきて掃除を始めます。 
決まったルーティンで無理のない運動を続けているのが、健康の秘訣かもしれません。  

毎月ここの道場で月例会として試合をしていますが、老若男女対等に的を狙って弓を引きます。賞品もあります。同中の場合は、段級が低い人が上がれるようにしていますので、若い人も2位、3位の賞をもらっています。 

また対外試合に行きますと、なんと腰が90度近く曲がった方が引いておられました。それもすごい的中率で。注目の的でした。 
また、車椅子で引かれている人もいました。腰が曲がっていても、足が不自由でも弓道はできるのです。そして何度も使いますが、みんな対等に的を狙うことができる楽しいスポーツです。  

もうひとつここの道場のよさ、静かに弓を引くばかりでは、面白くありませんが、いつもお茶タイムを設けています。射のノウハウについてまた試合のこと、家族のこと等和気あいあいと情報交換もしています。これも心の健康の秘訣でしょう。 

さあ、何か運動を始めたいと思っている人、ちょっと近くの弓道場を覗いてみませんか。

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