マイレビューNo. 111

日本初スタバの環境配慮型店って?従来店との違いや取り組みを知ろう

持続可能な社会の実現にむけて、企業もSDGsからビジネスを見つめ直しています。
今回は、身近なコーヒーショップ「starbucks」のサスティナブルな取り組みを通じて、一緒に環境問題を考えてみませんか?

日本初の皇居外苑新店「グリーナーストアーズ」とは?

スターバックスジャパン(以下、スタバ)は、2021年12月1日に「皇居外苑 和田倉噴水公園店」をオープンしました。

当店舗は環境負荷の削減を目的としたテストを行うサステナブル拠点であり、環境配慮型の店舗に与えられる
国際認証「Greener Stores Framework(グリーナーストアーズハウス)」を日本第1号店として取得。
世界自然保護基金(WWF)の専門家と設定した、8つのフレームワークをもとに環境負荷を減らしています。

同店ではこの基準に基づき、通常の国内店とくらべてCO2排出量を約30%削減水の使用量を20%削減
ショップで生じる廃棄物の量を40%削減するといったリユーススタイルの提案で環境負荷を抑えています。
北米ではすでに同フレームワークを2300店舗以上が取得済みであり、今後2025年までにグローバルで
1万店の導入を目指す予定です。

ドリンク提供は「借りるカップ」や「リユーザブルカップ」を推奨

 

以前よりスタバでは、マイカップやマイタンブラー持参の促進しています。
同ショップ利用時で店外利用の場合、通常店舗よりも安い110円(税込)でお得にリユーザブルカップを購入可能です。

また、今回新たに丸の内エリア10店舗で実証実験中なのが、カップのリユース文化を定着させる「借りるカップ
の循環型プログラムです。本プログラムへ参加することで、持ち帰り注文時に発生していた使い捨てカップを減らす狙いです。
手ぶらで来店、洗わないで返却OK」と多忙な現代人にも優しく、CO2削減に貢献できるメリットもあります。

◎第1弾 実験実証の概要

■実施期間:2021年11月22日(月)~2022年5月31日(火)

■開催店舗:丸の内エリア10ショップ

丸の内ビル店/グランスタ丸の内店/KITTE丸の内店/丸の内オアゾ店/丸の内新東京ビル店/丸の内三菱ビル店
/大手町プレイス店/大手町東京サンケイビル店/新大手町ビル店/皇居外苑 和田倉噴水公園店

■費用:実証実験スタート時は無料で利用可能(途中変更の可能性あり)

■参加方法

  1. Re&GoのLINEアカウントでユーザー登録後、利用したい店舗を探す
  2. 対象ショップにて、LINEアカウントの「容器を借りる」をタップ。専用カップのQRコードを読み取る
  3. 対象のスタバ店舗で「容器を返却」をタップ後、店舗のQRコードを読み取り、カウンターへ返却する

 

出店工事時に出た廃棄物の約85%をマテリアルリサイクル

店舗デザインにも、環境負荷を減らすアイデアが盛り込まれています。
店内には、廃棄予定であったキャンバスや漁網をリサイクル、リサイクルガラスといった
サーキュラー型の手法を織り込み、環境負荷軽減の試みが随所で感じられるでしょう。

また、間伐材やコーヒー粕といったリサイクル素材を積極的に取り込むアイデアを採用。
紙や鉄の出店工事時の廃棄物を85%マテリアルリサイクルへ回し、残りの15%を
バイオマス燃料としてサーマルリサイクルさせて廃棄ゼロを実現しています。

さらに、スタバ初となる自律分散型水循環システムの導入で、手洗い時の水使用を98%循環利用したり、
フード類の陳列を設置せず、デジタルメニューを活用してフードロス削減を図る取り組みも独自戦略です。

こうした環境負荷を減らす革新的なフレームワークは、消費者のサスティナビリティへ関心を高めながら
今後外食産業の新スタンダードとして定着していくことが予想されるでしょう。

※画像出典

https://www.starbucks.co.jp/press_release/pr2022-4504.php
https://www.starbucks.co.jp/press_release/pr2022-4497.php

Kazuki

米国・ニューヨーク州在住の環境ライター/3児の母。好きなコトバは「人生は美しい。人生は甘美だ」(ブッダ)。知るために、書く。書いて、つながる。がモットーです。

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