マイピックアップNo. 369

おいしいと食べたいとが繋がる地球の未来

みなさんこんにちは。

SDGsを経済の観点から捉えた記事を主にUPしています。eSです。

今回は食と地球。美味しいと食べたいが繋がる地球の未来をテーマにシェアをしたいと思います。

数あるグルメガイドの中でもミシュランガイドはやはり格別。ミシュランに載っているものを食べてみたい。または記念日に行ってみたい。と思っている方もたくさんいらっしゃると思います。

ご存知の通りフランスのタイヤメーカーが発行しているミシュランガイド。

そもそもタイヤメーカーがなぜグルメ本を?と思われるかもしれません。ミシュランガイドの初版は、1900年フランスで発行されました。当初は、タイヤメーカーらしくあくまでドライバーのために作られたガイドブックだったそうです。当時は今のように車が快適なものではなかったと聞きます。ガス欠や車両故障やタイヤのパンクなど…。そんな状況下の中で「もっと楽しく遠くまでドライブしてほしい」と考えて作られたのが、ミシュランガイドだそうです。

初版本には修理方法やガソリンスタンド、そしてドライバーが食事を楽しめるレストランや遠方に出た時でも困らない宿泊施設などが掲載されてたそうです。そこから時はたちミシュランガイドに星が初登場したのは、1923年。はじめは「快適さと適正な値段のレストランに黒い星をつける」から、その星が「おいしさを表す」ものとなったのは、1926年からだそうです。

2021年にスタートされたのが”ミシュラングリンスター”

そして長年の時を経て2021年にスタートされたのが”ミシュラングリンスター”です。基準は持続可能な活動で、業界の最先端をいくレストランが授与されています。廃棄物を避け、プラスチックなどリサイクルができない素材のものをつかわず、原材料やソーシング、販売までの一連の流れがサスティナブルであるかどうかで判断されます。また環境への配慮だけにとどまることなく、倫理や福利厚生に関する問題に取り組む点も評価基準に値し、多くの地域や国、世界規模の慈善事業や教育プロジェクトへの貢献も評価されます。

東京のお店”ラチュレ”も2021年にグリーンスターを獲得したお店の1つ。狩猟で得た動物を食するジビエ料理を出すレストラン。“自然との共存、共生”がテーマとしているそうです。尊い命を料理へと昇華し無駄にしまないところ。料理で出すお野菜を「ラチュレ農園」を始めることで環境へ負荷をかけずに栽培した野菜を余すことなく使っているところ。料理を通じ持続可能性を伝えている点が高く評価をされています。あ。忘れてはいけません。ミシュランガイドなので、その料理のおいしいももちろんです。

私たちのおいしいや、食べてみたいのその選択が未来の地球と繋がると信じて、どうせ食べるの選択が変わるきっかけになるといいなと思います。

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    私たちの欲しいと 私たちの頑張るは 地球と繋がっている…

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