マイピックアップNo. 277

体も心も健康的に!人生を大切にする働き方

新型コロナウィルスの感染拡大により、働き方や生き方を見つめ直した人もいるのではないでしょうか? 

近年、従業員が働く環境を整えている会社も増えています。この記事では、健康的に幸せに働くウェルビーイングについてご紹介します。 

 

ウェルビーイングとは?  

ウェルビーイングは、英語でWell-beingと書き、「善い在り方と訳されます。ほかに幸福や健康とも訳され、心身共に満たされいる状態、という意味で現在使われています。 

 ウェルビーイングが登場したのは、1946年。世界保健機構(WHO)が設立された時です。 

「健康」の定義の中で初めてWell-beingが使用されています 

 健康とは、病気ではないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが 満たされた状態にあることをいいます。 

 引用元:世界保健機関憲章前文 (日本WHO協会仮訳) 

 

ウェルビーイングが注目されている理由とSDGsとの関係 

ウェルビーイングが注目されているのは、現代の価値観の変化です  

  • 多様性 
  • 働き方の変化 
  • 健康に対する意識 

https://denwadaikou.jp/column/mamechishiki/20220714/  

注目の加速を増したのは、新型コロナウィルスの拡大も関係するでしょう。多くの人が自身の働き方や健康について考えるきっかけになったのではないでしょうか。  

また、ウェルビーイングが浸透している理由のひとつに、SDGsが関係しています。SDGsの目標の中に目標3「すべての人に健康と福祉をGood Health and Well-Being)があります  

目標3は、あらゆる年齢の人が健康的に暮らし、最低限の福祉サービスを受けられることを目標としています。目標の中のWell-Beingが福祉と訳されているように、すべての人が健康的な暮らしを実現するために、ウェルビーイングが重要なことがわかります。  

 

日本でおこなわれているウェルビーイングの取り組み 

Rakuten 

楽天では、新型コロナウィルス感染症の拡大をきっかけに、心身ともに健康な状態で働けるように、「コレクティブ・ウェルビーイングの取り組みを開始しました。  

働く環境が変化する時代だからこそ、 

  • 仲間…つながりを工夫する 
  • 時間…時間を区切る 
  • 空間…働く空間を整える 

の3つの要素と余白の設計(三間+余白)を大切にしています。  

参照元:Rakuten ニューノーマル時代に向けて、コレクティブ・ウェルビーイングを考えよう 

 

アシックス 

アシックスでは、従業員だけでなくその家族も身体的、精神的に健康である状態を目指し、健康推進活動を取り組んでいます。  

主な取り組みは、以下です。 

  • 従業員の健康診断 
  • 会社独自の健康増進プログラムの活用 
  • 運動推進セミナー 
  • メンタルヘルス支援 
  • スポーツ施設の完備  

また、従業員が病気の治療と仕事を両立できるようサポートする取り組みもあります。  

参照元:asics アシックスの健康経営  

 

まとめ

働く環境を整えることで、従業員の健康だけでなく幸福度、さらには仕事へのモチベーションにつながるウェルビーイング。 

今後、人材確保のためにも大切な取り組みとなるでしょう。

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