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生活水準を下げることもSDGs×防災に大きく貢献?

2022年3月に起きた東北の地震で首都圏の一部が停電になりました。近年幾度も地震の被害を受け、災害への脆弱性や防災活動の推進が意識されてきています。

そこで今回は防災に関するちょっとした知識を紹介したいと思います。

防災といえば?代表的な防災方法は…

代表的な防災と言えばどういったことが思いつくでしょうか?防災グッズの準備や非常食の確保、避難経路確認などが代表的でしょう。学生時代の避難訓練や防災の授業でも同様のことを学んだでしょう。もちろんこういった防災行動をとるだけでも十分な効果が得られます。しかし、野生生物調査で山住みを経験している私は防災の基本について一つ意見があります。それは、『防災の基準は生活水準のダウン』です。

防災の基準、生活水準のダウンとは?

生活水準のダウンとは電化製品の発展で効率化、利便性の高い生活スタイルからアナログでも行える生活スタイルにグレードダウンすることです。

災害時にはライフラインが停止し、日々利用している家電やサービスは一部使えなくなります。そんな時でも生活ができるように『生活水準のダウン』をしても生活できるような知識や感覚を持つべきだと思います。

例えば毎日オール電化で過ごしている方は蓄電池や充電器を活用して優先度の高い電化製品だけ災害時に使うといった生活水準のダウンができるようにするとよいでしょう。

なぜ生活水準ダウンの考えが必要なのか?

では、なぜ生活水準のダウンという考えが必要なのでしょうか?

それは地震の影響を受けた際の国民の動きにあります。

多くの国民が地震の影響で電力の供給圧迫がある中、節電するのではなく電気を普段同様に使っていました。このような状況ではどれほど防災技術を高めても被災を乗り越えられません。そのため生活水準を下げる考えが必要になります。

防災とSDGsの関係性

さらに防災における生活水準の低下という考えはSDGsにも深く関係してきます。

生活水準を下げることでできた余裕は将来の貯蓄と変わり、持続可能な社会の実現因子になります。SDGsにも繋がる事を認識しながら防災への準備をしてみてはいかがでしょうか?

<まとめ>

さて今回は防災に必要な認識を紹介しました。防災に求められる認識はSDGsにも繋がる事を家族や友人と相談してみてはいかがでしょうか?

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