■からだも・暮らしも・ととのう サラダみたいなお漬けもの

お漬けものは買ってくるものと思っている人が多いのですが、ぜひ手作りしてみてください。本書は少量でも作れる漬けものレシピ集。1章は塩、しょうゆ、みそなど基本調味料を中心に「もみ込んで漬ける、浸して漬ける」かんたん漬け。2章はぬか漬け入門。ぬか床の作り方からお手入れの仕方など、初めてでも失敗しない方法を伝授。3章は洋のピクルスや、キムチなどのアジアのお漬けもの。基本の漬け方45レシピと展開料理を収録しています。

• ちょっと余った野菜もムダなく！「お漬けもの」はSDGs

お漬けものは一番かんたんに作れる家庭料理。調味料を旬の野菜にもみ込むだけで、煮炊きせずとも時間がおいしく調理してくれます。みずみずしさを保ちながら日ごとに旨みが増し、野菜を生のまま冷蔵庫で保管するよりもぐんと長持ちするのですから、タイパもコスパも抜群。無駄なく野菜を食べきることができるSDGｓな食べ方です。そして乳酸発酵が進んだお漬けものを食べると腸内環境もととのい、お肌も艶々。まさにいいことずくめなのです。

• 基本の調味料を使って自分好みの味に アレンジレシピも提案！

ちょっと余った野菜など、新鮮なうちにさっと漬け込んでください。少量でもおいしくできるレシピばかりです。お漬けものを仕込んでおくと自炊が楽になります。野菜はいちから洗ったり切ったりするのが手間。でも、お漬けものが冷蔵庫に仕込まれてたら、すぐに調理スタート！お漬けものは「下ごしらえが済んだ野菜」なんですから。肉や卵などたんぱく質の食材と組み合わせてアレンジすれば、食べ飽きることはありません。

• 初めてのぬか床づくりからお手入れQ＆Aまで　丁寧に解説！

発酵食品のぬか漬けは今大人気。初夏はぬか漬けスタートの好機。本書では初めてのぬか床づくりからお手入れQ＆Aまで過不足なくコンパクトにまとめました。ぬか床は野菜を漬けていくうちに水分が増えたり、かびが出そうになったり、お手入れは難易度高く思われがちですが、基本を知れば実にシンプル。ぬか漬けは野菜の栄養価も増し、発酵でおなかの調子も活性化、とからだに良いことばかり。きゅうりやなすなど夏野菜でぬか漬暮らしを始めましょう。

• 著者プロフィール／こてらみや

著者／こてらみや

フードコーディネーター・料理家。京都・祇園生まれ。子どもの頃より京料理やおばんざいにて育つ。実家は西洋骨董店を営み、器やグラスをこよなく愛す。現在はレシピ制作からスタイリングまで、食の総合的なコーディネーターとして活躍中。CBC テレビ「キーピー３分クッキング」の講師を2018 年から担当。保存食、常備菜の著書多数。

目次

■1章　塩と基本調味料でかんたん漬け
塩漬け／しょうゆ漬け／焼酎漬け／みそ漬け／からし漬け／甘酒漬け／ゆずこしょう漬け／甘酢漬け／梅酢漬け

■2章　きょうから ぬか漬け
ぬか床を仕込む／ぬか漬け＜基本の漬け方＞／もっと知りたいぬか漬けQ&A etc.

■3章　洋のピクルス アジアのお漬けもの
ミックス野菜のピクルス／水キムチ／さっぱりキムチ／ジャンローポウ／泡菜／辣白菜 etc

『まいにち お漬けもの』
■著者：こてらみや
■発売日：2024年6月20日 （木）
■定価：1,650円（税込）
■仕様 : A5判 128ページ
■発行：株式会社世界文化社
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