人間の寿命は500歳⁈生きたいか否か
こんにちは。SDGsを経済的な観点から捉えていて記事をUPしています。eSです。
人間の寿命は何歳だとみなさんは認識されていますか?日本の寿命は世界でも高く女性で87歳を超えています。低所得の国になると医療へのアクセスに制限があったり、感染症のリスクも非常に高く、栄養も十分にとりにくい環境などの背景から平均寿命は60歳にも満たない地域もあります。2020年に発表されたデータでは世界の平均寿命は72歳だといわれてもいます。
しかし、未来の話は少し違います。光学式文字読み取り装置(OCR)や文章の音声読み上げソフトを開発したアメリカの発明家であるカールワイツ氏によれば、”勤勉でさえあれば人間の平均寿命は500歳を超えてくる”と今年の3月に発言されました。(500歳っ⁈)
その理由としては2029年以降はAIやDXの進化による変化や変革が二次曲線をむかえ、それを機に人間の寿命も大きく変動するとのことでした。
真理はさておき、次は長寿に対しての意識は国ごとによって差があるようなので、違う面からの長寿についてレポートしたいとも思います。
実は日本は、寿命が長い国なのにも関わらず、2024年の4月に博報堂さんが公開したデータによると、長寿に対して非常にネガティブな印象を持っているとのことです。【100歳まで生きれること】に対して、”生きたい!”と答える割合はアメリカでは67%中国では66%と、7割に近い数値であることから非常に高い人たちが長寿になることをポジティブに捉えています。
実は6カ国を調べた所、日本以外は”100歳まで生きたい””長寿でありたい”と答える割合は、50%を大きく超えるそうです。ところが、長生きを前向きに考えられない日本は、100歳まで生きたいと答える人はなんとなんと27%と、とても低く3割にも満たない数字だったそうです。
100歳まで生きられることはチャンスが増えると思うアメリカ人と比べて、長生きすることは他人に対して迷惑をかけてしまうことだと日本人は認識しているようです。なので日本で必要とされていることは【幸福寿命】を伸ばすことであるとされ、対策を急務で必要としています。
かたや、数百円ほどのワクチンを打てないことで感染症により命を落とす国もあり、医療やテクノロジーやAI.DXによる変革よりも、衛生面を整えるだけで寿命が飛躍的に伸びる国もあるのも事実です。井戸水の普及でお水自体の衛生面と、公共の施設(学校や特に医療機関)の衛生面がより改革されるだけで60歳に満たない寿命もより伸ばすことが可能です。
国によって、医療の進歩や衛生面の進歩が必要な場所もありますし、長寿の国だからこそ、命の寿命を伸ばすことではなく、心身ともに健康で若さを維持できるようなサイエンスや文化や知識、そして身体だけではなく心を満たすこもフォーカスしていきたいと考える日本のような国もあります。
SDGsはそれぞれの国に必要な改革を見つけ、そしてそれを実現することが求められてもいます。日本もメンタルヘルスやユーススパン(若さの期限)そして、何よりも幸せを感じられることができるようになると、長寿に対してネガティブな印象を持たなくなるかもしれないです。寿命がのびることを大いに喜べる、そんな国でありたいものです。500歳!楽しみです。