マイレビューNo. 791

トップは94歳女性!(弓道は最強SDGs)

スポーツ庁では、スポーツの力でSDGsを達成しようと取り組みを進めています。『スポーツで人生を変える、スポーツで社会を変える、スポーツで世界とつながる、スポーツで未来を創るこの4つの基本方針は真にSDGsにつながるものです。老いも若きも男も女も、日本人も外国人も関係なく楽しめるのがスポーツです。 

そして病弱でも足腰などに障害を負っていても、腕や肩が丈夫であればできるのが「弓道」です。できるだけではありません。それぞれが同じ大会に、同じ射場に立てるのが「弓道」なのです。 
 

また、女性がなかなかトップに立てない日本ですが、現在我が県弓道連盟の会長は77歳の女性です。 

さらには2年前までの県連会長は、94歳の女性でした。彼女は、94歳で範士九段に昇格した実力の持ち主で、現在96歳ですが名誉会長となり、色々な大会で審査員を務めながらみんなを見守られています。先日暮れの納射会では、範士演武として実際に2射引かれお手本を見せてくれました。96歳とは思えない姿に感動でした。 

現会長も近隣8県連合の審査には、県代表審査員として各県を飛び回っています。そして東京や京都などの大会にもフットワーク軽く参加し頑張っています。彼女らのパワーやエネルギー、同じ女性のそして高齢者の誇りです。 

女性が上に立つと、ともするとやっかみが聞こえてきます。「やっぱり女はだめだ」とか「女のくせに」とか。残念なことにこんな言葉が同じ女性から聞こえてきたりもします。 

しかし、私の支部の会長は、県連会長と同年代の男性ですが、彼は、県連会長を尊敬しています。毎週県連会長の所属支部の実践勉強会に参加し、我が支部に持ち帰り私たちを指導してくださいます。 

更には、県連会長をお迎えして講習会を開いてくれます。優しく厳しく的確な指導をしてくださいます。 

 こんなご年齢で県のトップとして、現役指導者として活動できるというのも静のスポーツ「弓道」ならではだと思います。 
女性の皆さん、女性だからといって臆することはありません。男性と共に対等に活躍できる時代にもなってきましたし、弓道ならば尚更です。 
退職後の趣味として始めるのにもちょうどよいスポーツです。現役の方も、ストレス解消や集中力アップのためにアフター5を活かして週1でも引いてみませんか? 

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