マイアクションNo. 301

Loopとは?海洋プラスチックのない未来のために私たちができること

近年、海洋プラスチックの問題が多く取り上げられています。世界中で企業や個人単位でプラスチックゴミをいかに減らすか、様々な取り組みがされているんです。

私も日々の生活の中で、プラスチックゴミの分別に励んでいるんですが、そんな時に知ったのが「Loop」というプラスチックゴミを出さないひとつの取り組みでした。

今回は、海洋プラスチックのない未来のために、私が実際に行っている簡単にできる工夫を紹介します。

Loopとは

Loopとは、今まで使い捨てにされていた洗剤やシャンプーの容器を繰り返し使える素材に変えて、使用済みの容器を企業が回収・洗浄・再利用する、牛乳配達からヒントを得た新しいショッピングシステムです。

2019年にアメリカとフランスで始まり、2021年5月に日本にも導入されました。

Loopは手軽さが狙いで、私たちは使い終わった容器を洗わずに、店に設置されている回収ボックスに入れるだけでいいんです。回収された容器は工場で洗浄され、中身を充填されて再び販売されます。

今まで、すぐに埋め立て地や焼却炉に送られていたゴミ処理を回避できるんですよ。

参照:Loop jp 「Loopの仕組み」

https://loopstore.jp/how-it-works

私たちができること

日本の1人当たりのプラスチック容器包装の年間廃棄量は、32kgにもなるそうです。これは世界第2位の多さなんです。

プラスチックに限りませんが、ゴミを出さないための3つの処理の方法は以下の通りです。

【処理の方法】

  1. リユース(再利用)
  2. アップサイクル(新たな価値を与えて再生すること)
  3. リサイクル

アップサイクルとは、例えば菓子袋からカバンを作るなど、新たな価値を与えて再生させることです。

次に、私が普段からプラスチックゴミを出さないために気をつけていることを紹介しますね。

【プラスチックゴミを出さないために】

  • プラスチック製品(包装)を買わない
  • プラスチック製品を買うときは再利用できるものを選ぶ
  • ゴミの分別をしっかりする
  • 食品の包装袋をゴミ袋として活用する

食パンの包装袋はポリプロピレンという素材でできていて、普通のビニール袋より匂いを押さえる効果があるんですよ。

私はそれを知ってから、食パンの袋や食品の袋を生ゴミを捨てるときに活用しています♪

まとめ

Loopは、まだまだ馴染みのないシステムですが、これから導入する企業や商品に期待したい取り組みです。

Loopが実用化され、対象商品が増えることで私たちの家庭ゴミの分別の負担も少なくなるといいですね。

私たちの日常の中にも、プラスチックゴミを減らせる工夫がたくさんあります。「ちりも積もれば山となる」ということわざのように、海洋プラスチックがない未来が訪れることを願っています。

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