地球温暖化による最先端の予測報告書
こんにちは。SDGsを経済的な観点から捉えていて記事をUPしているeSです。
パリ協定でもグローバルゴールとして設定されている気温上昇を1.5℃または2℃未満に抑えるという数字。そもそも地球温暖化によりどんな風に地球が変化していくのかを最先端の情報やデータをUPしていきたいと思います。
私は地球温暖化で気温が上昇することで熱中症で亡くなる方が増えたり、農作物がうまく育たなかったりすることを単純に想像していました。最新のデータによると、2041~60年には65歳を超す高齢者の熱に関連した死亡率は、14年までの20年間の4.7倍になる。との予測報告書が国際医学誌「ランセット」にてまとめられていました。この死亡率は2013~22年の9年間と1991~2000年の9年間より85%も増えており、こうした予測データをもとに気温が2度上昇したときを推定したた研究結果が相次いで出されています。
温暖化の健康影響といえば真っ先に熱中症などといった“熱”に対しての影響を想像します。しかしそれだけではなく、健康への影響として蚊などの生息域の変化などにより、人間を媒介し、その後の感染症のまん延の予測報告もあります。
1951~60年にマラリア原虫の生息に適していなかった地域の約17.3%が2013~22年に新たに適地になったそうです。報告書の著者の中の1人であるシドニー大学のジェイ教授によると、この数字は将来起こるかもしれない危険の初期症状である。と警戒しています。つまり今はまだ私たちが認識していないウィルスや新しい伝染病やそれによる食物連鎖など…大きく地球の生態バランスにも影響してくるとのことです。
私が住んでいる近くで新しい道路が作られました。それにより多くの木々がなくなりました。鳥たちが新たな生息地域に選んだのが私が住むマンションの木々だったようで今はマンションの公園や少し腰掛ける椅子などが鳥のフンまみれになりました。それならマンション内でどう対策していこうかと話し合われています。私たちは新しい道路ができ、便利になることを喜んでいましたが新しい道路を作る時には想像もしていなかった問題点が浮上してきててんやわんやです。身近なことでも地球規模の大きなことでもSDGsを自分ごととして捉えることができるようにもなってきました。その反面近い将来が怖くもあります。個人でも取り組めることを最大限に行動していきたいです。