マイアクションNo. 686

「読み聞かせボランティア|環境問題について伝える」

先日、知人の紹介で小学校に向けての読み聞かせボランティアに参加させていただきました。
子供の教育の一環として、保護者が学年に合った本を選び、月に2回朝の15分間だけ読み聞かせを行っているものです。
内容はなんでもOKで、学校の図書館から選んでもいいし、持参した本を読み聞かせもできます。


この話を頂いて、私は「環境問題に焦点を当てた話をしたい!」と考えてたので、今回は、下記の本を図書館から借りてみました。

・「目で見るSDGs時代の環境問題(さえら書房」
・「ゴミとリサイクル(ポプラ社)」

15分という時間も限られているので「ゴミとリサイクル(ポプラ社)」の第1章「プラごみはどこからくる?」の部分と、「目で見るSDGs時代の環境問題」からゴミがどのような影響を与えているかを、掻い摘んで話しました。
読み聞かせではありますが、しゃべりっぱなしではなく、子供たちと対話をし反応をみながら、聞いてて飽きないように進めていけるフリースタイルです。


日本でも、プラごみがちらほら道端や海岸などに落ちています。
ですが、世界の別の国では「街を歩けば、ゴミが散乱しているのが当たり前の場所もあるんだよ」と話したら、子供たちはとても驚いていました。
とはいえ、プラスチック容器包装の廃棄量でいうと、日本はアメリカに次いで2番目に多く、日本がプラスチックごみ大国であることも伝えました。

また、空気中にプラスチックごみが浮遊している事実に、びっくりしていたのも印象的でした。
プラスチックが微小な粒子となって空気中に広がり、体内に入り込んで、健康被害に発展するかもしれない悪循環は恐ろしいですね。
今の豊かな生活が、自分たちの健康や環境を汚していることを理解することは、環境問題に対する意識を高め、解決に向かう行動の手助けになるでしょう!


プラスチックは私たちの生活に欠かせないもので、多くの製品に使用されています。
しかし、それがどこから来るのか、どのようにして廃棄物になるのかを知ることは、環境問題を理解する第一歩に繋がります!
そこで、ゴミを減らすためには【問題の大元を締める必要がある】ことを説明しました。
プラスチックごみが海や川に流れ込むのは、私たちが使い捨てのプラスチック製品を適切に処理せず、自然環境に流れ出ているからです。
なのでゴミを減らすためには、私たち自身の購入物を変える必要があり、ゴミを出さない工夫をするように行動することが大切になります

嬉しいことに、結構な数の子供たちは、すでにゴミ問題やリサイクルなど知っている子も多かったです!
この機会を活かして、子供たちがすでに気づいていることを、さらに実践したり話し合いができるきっかけが生まれると確信しました!!!


未来を築く若い世代は、環境問題に対する意識が高く、行動を起こす力があります。
私自身、ビーチクリーンなどの環境活動を行い、身近な物をゴミにならないよう工夫しています。
この活動が子供たちにとって良い例となり、環境にやさしい生活習慣を身につけるきっかけになるとさらに嬉しいです!
環境問題は、一気に解決できる問題ではないので「0か100ではなく、今の自分は何ができるか?」と考えるように伝えました。
例えば、ごみを分別する・使い捨て製品を減らす・エネルギーを節約するなど、日常の生活で今取り組めることがたくさんあります。
小さなステップから始めて、積み重ねて継続することが大切なんですね。

子供たちが行動を起こし、環境にやさしい未来を築くことが、私ができることのひとつだと思い、読み聞かせボランティアを通じて、環境問題についての意識を高め、行動を促す機会を提供できるきっかけが作れてとてもよかったです!


教育という観点で、環境問題について正しい知識を提供し、持続可能な生活に貢献する方法を教えることは、地球環境を守るために非常に重要な役割になります。
今後も、環境問題を自分事にできるように、教育の部分で貢献していきたいと思います!

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