マイピックアップNo. 399

農業は食を生み出すものであり、命をつなぐもの。サスティナブルな農業が作り出す未来の形。

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みなさんこんにちは。

SDGsを経済の観点から捉えた記事を主にUPしています。eSです。

日本の農林水産省は2050年までにカーボンニュートラルを達成するとコミットしています。2040年までに、主要な品目について多くの農業従事者が取り組めるよう農業技術を確立し、2050年には、オーガニック市場の拡大を目指すことを公約しています。また、2050年までに輸入原料や化石燃料を原料とした化学肥料の使用を、30%低減することを目標としています。

農業産業が生み出す温室効果ガスは決して少なくありません。しかしながら農業は私たちの食を生み出してくれるものであり、命にも直結してくるものでもあります。それだけに、今は早急に農業の未来を変えるべき時だとも言われています。

そして日本だけではなく世界的に農業が抱えている問題を見てみると…食料に対して安全に供給されることですら非常に高リスク状態にあります。近い将来、次のような課題に直面することが予測されています。

1.気候変動(短期的解決不可)2.人口の増加(2050年には97億〜100億人の予測)3.耕作地の減少(人口増加とともに土地が足りなくなります)4.急激な都市化5.パンデミック状況の継続と進化6.増大する輸送・運送・人件費などなど…

課題が山積みの中、今回は農業のあり方を変えるべくDXが連動した最新のサスティナブルな農業をご紹介したいと思います。

それはCEA(control environment agriculture)です。

その名の通り環境をコントロールする農業です。日本語では環境制御農法と呼ばれています。

まず今までの農業のような平坦に土地を使うのではなく、縦に土地を使って農業をしていきます。例えるなら立体駐車場です。100台の車を横に並べて駐車をするより、縦に積み上げていく形式の立体駐車場は土地が少なくてすみます。それだけにとどまらず、水の量が本来の20分の1の量しか必要としないため、非常に革新的な農法だと言えます。

そして全てがAIによって管理されます。快適な室内温度を保持するだけでなく、台風や竜巻などによる被害からも農作物を守ることができます。特に今は気候変動により、10年に一度どこかで起きていた大きな被害をもたらすハリケーンや大型の台風などが1年間のうちに何度も起きている状況です。環境に左右されない農法は農作物を守れる場所にもつながります。さらに、守るだけではなく育てるという観点からみても、常に農作物が育つための最適な温度や湿度、水や陽のあたる量や肥料の量などもAIが管理するため今までの4倍の収穫量につながると言われています。植物が育つ環境をコントロールすることで、作物の光合成速度を高めて成長を促進させ、収量をあげることが可能となります。

DXの進化が飛躍的に目まぐるしい速度で進んでいる今、かつての未来が過去になる。と言われています。変わりゆく地球環境、農業課題、食の安全の問題があり、これから直面していく世界的な課題への取り組みとしてもCEAがもたらす農業の未来にこれからも注目していきたいです。

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