マイピックアップNo. 83

寅年だからトラにまつわるSDGsを考える

2022年は寅年。干支や動物園で馴染み深いトラですが、WWDによると、20世紀前半には10万頭だった野生のトラの頭数は、現在約3000頭となっており、絶滅の危機を迎えています。

野生のトラ減少の理由

アジアを中心に生息しているトラ。減少している理由としては、「森林破壊」「密猟」「違法取引」の3つです。特にトラは古来より毛皮や骨に需要があり、違法となった現在でも高く売買ができることから密猟が絶えず問題となっています。

以下のWWFの記事ではトラの生態や減少している具体的な理由など理解できます。

参照:これを読めばトラ博士?!絶滅危惧種トラの生態や亜種数は?

日本とトラの関わりは?

「密猟」や「違法取引」などの言葉を聞くと、一見トラの減少の問題に対し日本が関与してないように感じるかもしれません。

しかし記事によると、以下の3つの原産物の輸入によってトラが生息する森林破壊に深く関わっています。

・パーム油・・・主に加工食品に含まれる「植物油脂」や洗剤の「界面活性剤」に使用

・パルプ・・・国内で製造されているコピー用紙や紙製品

・天然ゴム・・・タイヤ、輪ゴム、靴底、ホースなど

 

トラが生息する森林破壊で特に深刻なのは、インドネシアのスマトラです。スマトラでは、過去30年間で半分以上の森林が伐採されています。そのため、トラ単体だけでなく、森林と生息する動物、生活する人々の労働問題など全てに関わることと言えるでしょう。

参照:森林保全と持続可能な紙利用

 

このような問題を知った上で、今日本国内でできることとしては、

・森林伐採をせずに生産しているパーム油を輸入する

・パーム油・植物油脂の商品を消費しない

・使い捨て製品は使わず、繰り返し使える製品と代替する

・WWFの自然保護活動に支援することで定期的に動向を知る

などが挙げられるのではないかと考えました。ぜひみなさんもそれぞれできそうな対策を考えてみてください。

2022年には「グローバル・タイガー・サミット」が開催予定

トラが生息する13カ国では政治的に2010年よりトラを増やす取り組みが行われ、寅年を迎える2022年は「グローバル・タイガー・サミット」が開催されます。寅年をきっかけに、トラにまつわるSDGsに想いを馳せるのもいいかもしれません。

参照:2021年トラの保全活動ハイライト

 

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