ポイ捨てマスクのプラスチックごみが、新たな環境問題に 世界初の繊維、木布で「脱プラ」マスクを12月2日に販売開始！
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間伐材を原料にした天然素材の製品を企画・販売する合同会社Mt.Blue(所在地：佐賀県神埼市神埼町鶴4019-16、代表：青山 真美)が、令和4年12月2日「MOKU-NUNOマスク」の販売を開始しました。
【脱プラ加速！一般消費者へも呼びかけ】
コロナ禍になって以降、多くの自治体がポイ捨て禁止を呼びかけているほど、使い捨てマスクのポイ捨てが急増しています。令和3年の家庭用不織布マスクの国内出荷量は49億枚にのぼりますが、実は、素材にポリエステル、ポリエチレンなどが使われているプラスチック製品です。
https://www.mhlw.go.jp/content/10807000/000977082.pdf (厚生労働省)
不織布マスクをポイ捨てすると、ペットボトルやレジ袋と同じようにマイクロプラスチックごみになります。海中で残留性有機汚染物質(POPs)が吸着し、海洋生物が誤食することで、生態系への影響があるほか、人体に入ると有害な影響を及ぼしかねないと懸念されています。
令和4年4月にプラスチック資源循環法が施行され、各企業は脱プラへ向けた取組みを加速させています。環境省では、一般消費者へも「プラスチック・スマート」の取組みを呼び掛けています。
https://www.env.go.jp/policy/hakusyo/r01/html/hj19010301.html (環境省)
https://www.env.go.jp/chemi/pops/pamph/pdf/all.pdf (環境省)
【森から生まれた天然素材のマスク】
当社では、間伐材を原材料にした天然素材100％の布(木布)で作った「MOKU-NUNOマスク」を販売開始しました。木布は、令和4年度環境大臣賞を受賞した株式会社和紙の布(大阪府)が開発しました。プラスチックゴミにならない、サスティナブルな素材として期待されています。
マスク本体に使用する木糸は、国産間伐材(針葉樹)を使用した和紙100％の生分解性繊維で土に還ります。抗菌活性値は非常に高い値(5.9)で、効果があるとされる値(2.0以上)の約3倍の抗菌力が測定されました。さらに、10回洗濯した後でも3.6と強い抗菌効果が持続します。
呼吸がしやすくて蒸れにくいMOKU-NUNOマスクは、なめらかな肌触りで敏感肌にも安心です。飛沫を防ぐだけでなく、ほのかな木の香りがするので、リラックスできて付け心地が良いと評判です。「さりげなくカッコいい」をコンセプトにしたシンプルなデザインで、鼻や顎のラインにもジャストフィットするスタイリッシュなマスクです。
令和4年1月にクラウドファンディング(Kickstarter)を実施したところ、世界7ヵ国56人から支援を受け目標額の113.8％を達成し、その後試行錯誤を重ねようやく完成しました。
シンプルなデザイン
【時と場所に合わせてサスティナブルな日常へ】
利用者は「着け心地が良いし、地球や森の生き物たちを応援していると思うと、なんだか誇らしくて、嬉しくなる！」と、サスティナブルな生活を求める方のほか、「教室ではマスクは必須。このマスクは呼吸が楽だから、4時間続けての授業もつけていられました。」「エステサロンの施術中は呼吸が大事です。呼吸が楽で助かっています。」など、場面に合わせて使いたいという声が寄せられています。
森林は、CO2の吸収などの地球環境保全機能だけでなく、生物多様性の保全、快適環境の形成など多面的な機能を持っており、森林破壊は地球規模の問題になっています。
日本では材木を輸入に頼っており、資源として利用できる木が放置されて森が荒廃していますが、木布製品を普及させることで、森林の整備・保全につながります。
代表の青山より
「環境汚染が進む地球を、このまま未来の子供たちに渡してはいけないという思いから起業しました。今後、MOKU-NUNO製品をもっと増やして、できるだけ多くの方と協力し合って、サスティナブルな生活を広めていきたいと考えております。」
アイボリーと薄いブラウン
《MOKU-NUNOマスク 商品概要》
販売ページ： https://tsuku2.jp/Mt-Blue
商品名 ： Kumiko Design’s MOKU-NUNO mask for YOGA
価格 ： 1枚 4,983円(税込)、2枚セット 8,360円(税込)
サイズ ： M／L
カラー ： アイボリー／ブラウン
送料 ： 全国一律370円(税込)
素材 ： 分類外繊維100％(木糸50％、マニラ麻50％)
※マスク使用による感染に対する保護は完璧ではありません。
