回収後は何になる?容器のリサイクルによってできる製品たち
現在、個人や団体の取り組みによって広がっているリサイクル。ペットボトルやプラスチックなどさまざまな容器がリサイクルされ、日々新しい製品に生まれ変わっています。
この記事では、ガラスびん・ペットボトル・紙製容器包装・プラスチック製容器包装のリサイクルによって作られた製品をご紹介します。
ガラスびん
ガラスびんはリサイクルされたのち、全体として70.6%が再びガラスびんに生まれ変わります。日常で使われているガラスびんの中身は70%がリサイクル原料です。
また、主に住宅用の断熱材として使用されているグラスウール、防犯用の砂利、ビー玉なども作られています。
リサイクルの際は、キャップを外しゆすいでから出すようにしましょう。
ペットボトル
全体の36.9%を占めているのが卵パックや食品用トレイなどのシート類です。また、再びボトルとして作られたりインテリアや衣類などの繊維に再利用されたりしています。
ゆすいでキャップとラベルを外すほか、つぶしてコンパクトにしてからリサイクルに出すことも大切です。
紙製容器包装
94.3%が段ボールや板紙などに変身。石炭の代替材料として利用される固形燃料にもリサイクルされています。
容器の汚れが取れにくい場合はリサイクルには出さず、別の分別区分に出しましょう。
プラスチック製容器包装
44.4%を占めるのが再生樹脂。荷台(パレット)やプラスチック板、コンクリートパネル、プランターなども作られています。
中身を最後まで使い切り、汚れを落としてからリサイクルに出すことが大事です。こちらも汚れが取れにくい場合は別の分別区域に出しましょう。
普段使っている容器がどのような製品に再利用されているのか知ることで、生活の中のリサイクル製品に気づくことや環境問題を考える機会が増えるかもしれません。
日常にあるリサイクル製品を発見する際の参考になれば嬉しいです。
備考:
https://www.jcpra.or.jp
https://www.jcpra.or.jp/recycle/recycling/tabid/422/index.php
https://www.jcpra.or.jp/recycle/recycling/tabid/425/index.php
https://www.jcpra.or.jp/recycle/recycling/tabid/427/index.php
https://www.jcpra.or.jp/recycle/recycling/tabid/432/index.php
https://www.jcpra.or.jp/consumer/what/tabid/198/index.php#Tab198