パリ2024に学ぶSDGs
『カーボンフットプリント50%』を目標に掲げるパリ2024、どんな取り組みをしたのでしょう?わくわくしますね。
開会式の前「何があるのか全然聞かされていません」と選手が話しています。いつもリハーサルまであるのに、どんな開会式だろう?
もう夜中の2時近く、眠い目をこすりながらテレビにくぎ付けの日本人はどれだけいるだろう。しかも熱帯夜、エアコンを効かせながら…全然サスティナブルではないなあ、そんな思いも持ちながら、私も例にもれず開会式を待ちました。
誰でも生で見れる開会式
開会式が始まりました。スタジアムで国旗を持った選手団の入場行進、かと思いきや、なんと選手は船上に。なぜ船上パレード?
パリといえばセーヌ川。選手団は、セーヌ川川沿いのルーブル美術館、エッフェル塔、凱旋門等有名な建物を目にすることができます。
そして観客は、入場料なしで選手団に声援を送ることができ、パフォーマンスを見ることができます。ですから32万人が生で開会式を見ることができたそうです。すばらしい取り組みですね。
クライメット・ポジティブの取り組み
『クライメット・ポジティブ』とは?また耳慣れない言葉ですね。
カーボンニュートラルは、二酸化炭素の排出量と吸収量が同じになることですが、クライメット・ポジティブは、他の温室効果ガスも含めて吸収量が排出量を上回ることだそうです。
そこで顕著な取り組みとして、会場内へのペットボトル持ち込みを禁止して、再生可能なカップを使用することにしたのです。
最近、私たちの日常生活もペットボトルなしでは成立しないのでは、と思うほど大量に使用されています。スポーツの様子を見ていると、タイムアウトや攻守交替の折には、スポーツドリンクでしょうか、必ず選手が手にしていますね。
とても便利なものですが、大きな環境問題を引き起こしていることも確かです。
しかし持ち込み禁止にすれば、ゴミ問題、環境問題に大きく貢献できるわけです。
この取り組みが生活全般に広がっていくことを期待します。
参考
https://www.provej.jp/column/rg/olympics/#:~:text
https://www.bbc.com/japanese/articles/cx92kpqezdjo
https://www.provej.jp/column/rg/olympics/