古くなったタオルの活かし方。糸くずが出ないタオルウエスの作り方もご紹介。
おろしたてはふわふわのタオルも、使い続けるうちにゴワゴワしてかたくなったり、黒ずんできたり・・。
そのまま使い続けるには肌あたりが厳しいけど、捨てるのはもったいない。
いつか小さくタオルウエス(※)などにして再利用しよう!と置いているタオルが我が家にもたくさん溜まってきました。
※タオルウエス=小さな使い捨て雑巾
タオルをハサミでただ小さく切るだけでは、糸くずがポロポロと落ち、掃除しているのか汚しているのかわからない状況・・切ったところを縫うしかないのかと思うとなかなか重い腰が上がりませんでした。
なんとか手軽にタオルウエスにする方法はないか・・と調べてみると、ありました!
それは、 裂く こと。
タオルを切らずに裂くことでほつれにくいタオルウエスを作ることができる、とのことでさっそくやってみました。
糸くずが出ないタオルウエスの作り方
1.タオルを縦方向に裂く
①タオルの短辺を縫ったかたい部分(ヘム)にハサミで切れ目を入れる。
②縦方向に一気に裂く!
③反対側のヘムまでいったら、最後はハサミでカット。
↓のように裂いた部分にほつれが出ますが、これはハサミでカットして大丈夫。そこからひどくほつれることはありません。
2.好みの大きさに裂く
縦方向に裂くことができたら、次は長辺を縫ったかたい部分(耳)にハサミで切れ目を入れて一気に裂く!縦方向同様、裂いたときに出たほつれはハサミで切って大丈夫。これで糸くずが出ないタオルウエスの完成です。
ただ、縦方向に裂くよりこちらの方が少し繊維が裂きにくいようです。
私も一番最初は失敗し、↓のようになりました。
かたくて裂くのがむずかしい方は、縦方向だけ裂いて、あとはハサミでお好みの大きさにカットし、↓のようにハサミ部分だけロックミシンをかけたりまつり縫いをしてもいいかもしれませんね。
これでようやく溜まりに溜まったお古タオルを有効活用できそうです。
タオルウエスは、床や玄関、窓や網戸、ベランダ、キッチン回りやトイレ、お風呂、靴などいろいろな場所の掃除に使えます。
また他にも、
・食べ終わったあとのお皿やフライパンなどの汚れを洗う前に拭き取る
・フローリングワイパーに取り付けてモップとして
・こどもの食べこぼし対策に
・数枚を袋に入れて、使用済み油の処理に
などたくさんの使い道がありますね。
タオルウエスの他にも、
・セルフヘアカラーのときの液漏れ防止に
・荷詰めの緩衝材に
・ペットのお世話に
・ゴミ捨ての目隠しに
・愛車のお手入れに
・バスマット・枕カバー・スタイなどに
など使用済みタオルの活かし方はまだまだあります。
ぜひ自分の生活に合った活用方法を見つけ、手放す前にできることを取り入れてみてください。