白湯の効果とは?冷え性改善やダイエットに嬉しいメリット4選
「毎日なんだか体がだるい」「手足の冷えが気になる」と悩んでいませんか?日々の仕事や家事に追われていると、自分の体のケアは後回しになりがちですよね。そんなとき、手軽に始められる体調管理としておすすめなのが『白湯(さゆ)』です。
白湯とは、水を一度沸騰させたあと、50℃前後の温度まで冷ました飲み物のこと。
特別な道具や材料を準備する必要はなく、毎日の暮らしに一杯プラスするだけで、驚くほど体がすっきりと整っていきます。今回は、今日から試したくなる白湯の嬉しい効果やアレンジ方法をご紹介します。
白湯の効果で期待できる体の変化
冷え性の改善
冷え性は末端の血流障害によるものといわれています。
体温以上の温度がある白湯を飲むことで身体があたためられ、内臓の働きも活性化し血流がよくなり、冷え性の改善効果が期待されます。
ダイエット効果
1であげたように、あたたかい白湯を飲むことで内臓があたたまり血流もよくなり、それによって基礎代謝がUPします。基礎代謝とは「生命維持のために必要な最低限のエネルギー消費量」のこと。心臓を動かしたり呼吸をしたりすることで消費するエネルギーの量のことです。これが落ちていくと、太りやすい体質に…私も年々代謝が下がってきているのを実感しています。この基礎代謝は、なんと内臓の温度が1℃上がることで約10~12%も上がるのだとか。白湯を飲むことで代謝が上がり、脂肪燃焼しやすい、痩せやすい体質に変わる効果が期待できます。
また、あたたまることで内臓も活性化するので、老廃物を排出しやすくなるメリットも!これはむくみ改善にもつながります。
白湯を飲むだけで体重が減る!というわけではありませんが、むくみ改善で身体をすっきりさせたり、脂肪が燃えやすい体質に変わる効果が期待できますね。
デトックスにつながる(便秘解消・美肌効果)
白湯を飲むと胃腸全体があたたまります。 すると消化力が高まり腸の動きも活発になり、便通がよくなるなど腸内環境改善の効果が!腸がきれいな人=肌がきれいな人と言われるように、腸内環境が改善されるとニキビや肌荒れの予防や改善にも期待大です。
逆に消化力が弱まると胃腸に老廃物が溜まりやすくなり便秘や肌荒れにつながるので、胃腸をあたためて活性化することはとても大切ですね。
便秘解消に水をたくさん飲む方もいますが、水を飲むことで便はやわらかくなるけど、それで便秘が解消されるわけではありません。白湯で腸をあたため動きを活発にすることが大切なのですね。
また身体を温めることでリンパの流れや血流もよくなり、それも老廃物や余分な水分の排出につながるのだとか。血行がよくなると肌全体に栄養素が運ばれ血色のいいキメ細かい肌に近づけるかもしれませんね。
花粉症の緩和
内臓温度が1℃上がると、免疫力が約30%、基礎代謝も約10%上がると言われていて、その結果、花粉症やアレルギー症状改善の効果が期待されています。
白湯の正しい作り方と効果的な飲み方
白湯の作り方
白湯の作り方は、水道水を使うか、浄水やミネラルウォーターを使うかで変わってくるので、分けてご紹介します。
- 水道水を使う場合
水道水には塩素(カルキ)などの不純物が含まれているので、通常よりも長い時間(10分以上)沸騰させ、煮沸消毒する必要があります。十分に沸騰させたら、50℃前後まで冷ましてから飲みましょう。 - 浄水やミネラルウォーターを使う場合
浄水やミネラルウォーターには消毒が必要な不純物は入っていないので、電子レンジやケトルで温めるだけでOK。
電子レンジ:水をレンジ対応のコップに入れ、50℃前後の適温に温める。
(500W 2分、600W 1分半、700W 1分ぐらい)
ケトル:水をケトルに入れて沸騰させたら、50℃前後まで冷ましてから飲みましょう。
熱すぎるとやけどの危険があるし、冷めすぎると効果が半減するようなので、温度も大切ですね。
白湯の効果的な飲み方
これまで白湯の効果をお伝えしましたが、白湯を飲むのに、より効果的なタイミングや量はあるのでしょうか。調べてみたところ、「起床時と就寝前」がより効果的だそうです。
- 起床時
人は寝ている間にコップ1杯分くらいの汗をかくといわれています。そのため起床時にコップ1杯分(200ml)ほどの白湯を飲むことで水分補給にもなるし、寝起きで冷えがちな内臓をあたため血行もよくなります。一気に飲むと胃液をうすめて消化や吸収の妨げになることもあるので、ゆっくり時間をかけて飲むのがポイントです。 - 就寝前
先ほどお伝えしたとおり、人は寝ている間にコップ1杯分くらいの汗をかくので、就寝前にコップ1杯分(200ml)ほどの白湯を飲むことで脱水予防につながります。
また、白湯を飲んで体をあたためると、副交感神経が優勢になります。副交感神経とは自律神経の一種で、体を休めるときに働く神経のこと。これが優勢になることでリラックスでき、寝つきがよくなる効果も期待できます。白湯であたたまり冷え性を改善することでも寝つきがよくなるかもしれませんね。
夜中のトイレを避けるため、就寝直前ではなく寝る30分以上前にゆっくり時間をかけて飲むのがおすすめです。
夜の白湯は心身をリラックスさせ、深い眠りへと導く最高のセルフケアになります。さらに心地よい夜の時間を過ごし、翌朝すっきりと目覚めるための寝室の環境づくりや、今日からできる疲れのリセット術については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
☞翌朝の疲れをリセットする!質の高い睡眠とセルフケアの環境づくり
他にも、仕事や家事の合間などの日ごろの水分補給を白湯に置き換えることもおすすめです。ほっとひと息、リラックスできますよ。
また、白湯の飲みすぎにも注意が必要なようです。
白湯を飲みすぎると胃液をうすめて食べ物の消化や吸収の妨げになったり、適量の白湯はむくみ改善になりますが、水より吸収がいいため飲みすぎると逆にむくみにつながることも。次のように飲むといいそうです↓
白湯の1日の摂取量のおすすめ:600ml~800ml
1回に飲む量:コップ1杯分(150ml~200ml)
1日に飲む回数:3~4回
また、白湯が健康や美容にいいとはいえ、疾患があったり体質で気になることがある方は、必ず事前にお医者さんに確認してください。
白湯を飽きずに楽しむアレンジ方法
白湯はそのままでも十分効果やメリットがありますが、味がなくて苦手な方や飽きてしまう方は、いろいろなアレンジを試してみるのもおすすめです。アレンジすることで効果がプラスされることも!楽しみながら無理なく続けて、白湯を飲む習慣が定着するといいですね♪
白湯×はちみつ
コップ1杯の白湯にはちみつ小さじ1杯をいれます。 カリウムが含まれるはちみつにはむくみ予防の効果が♪
白湯×レモン
コップ1杯の白湯にスライスやくし形切りにした生レモンをいれたり、なければレモン汁を数滴たらします。ビタミンCとクエン酸が含まれるレモンには、疲労回復や美肌効果が♪
白湯×生姜
水の入った鍋にスライスした生姜を2~3枚いれて沸騰させます。より手軽に、コップ1杯の白湯に生姜チューブ小さじ1杯や生姜パウダー大さじ1杯をいれてもOK。生姜をくわえることで、さらに身体があたたまります。
白湯×レモン、白湯×生姜にそれぞれはちみつ小さじ1杯をくわえた「はちみつレモン白湯」や「はちみつ生姜白湯」も飲みやすくておすすめです♪
白湯×梅干し
コップ1杯の白湯に梅干し1個をいれます。 お好みで、トースターやレンジで梅干しを少し加熱してからくわえても美味しいです。クエン酸や植物性乳酸菌が含まれる梅干しには、疲労回復や整腸の効果が♪
白湯×フルーツビネガー(リンゴ酢や美酢(ミチョ))など
コップ1杯の白湯にフルーツビネガー小さじ1杯をいれます。クエン酸が含まれるお酢には、疲労回復や血液サラサラの効果が♪ はちみつ小さじ1杯を加えた「はちみつビネガー白湯」も飲みやすくておすすめです♪
身体にも心にもメリットの多い白湯。
いろいろと味変も試しながら、楽しい「白湯ライフ」を取り入れてみてください。
白湯の習慣に関するよくある疑問
Q1:水道水をレンジでチンしたお湯でも、白湯と同じ効果はありますか?
A:厳密に言うと、レンジで温めただけのお湯は「お湯」であり、一度沸騰させてカルキ(塩素)を飛ばした「白湯」とは異なります。水道水を使う場合は、一度10~15分ほどしっかり沸騰させることで口当たりがまろやかになります。ただし、手軽に温めるだけでも体を内側から温める効果はあるため、忙しい朝の応急処置としては電子レンジでの温めも立派な一歩です。
Q2:体に良いからといって、1日に何リットルも飲んでも大丈夫ですか?
A:白湯の飲みすぎは、胃液が薄まって消化不良を起こしたり、体内の必要な水分バランスが崩れてむくみの原因になったりすることがあります。1日の摂取目安量は約700〜800ml(マグカップ3〜4杯程度)です。一度にたくさん飲むのではなく、朝起きたときや食事中、就寝前などに分けて、ゆっくりと時間をかけてすするように飲むのが最も効果的です。
Q3:冷ましてから飲むのが面倒なのですが、熱いままで飲むとどうなりますか?
A:熱すぎるお湯(60℃以上)をそのまま飲むと、食道や胃の粘膜を傷つけてしまう恐れがあります。白湯の最適な温度である50℃前後(すする手がじんわり温かさを感じる程度)まで冷ますことで、内臓に負担をかけずに優しく体内に吸収されます。少し冷ます時間を「自分の心を落ち着かせるリラックスタイム」として楽しんでみてください。
参照:公益社団法人日本水道協会 白湯のすごい効果について










