卵の殻の活用法その2

コンッ、コンッ、パカッと割ったら、三角コーナーへぽい!その後、燃えるゴミに。よくて菜園等の肥料に。これが家庭の卵の殻の運命、だと思いがちかもしれませんが、卵の殻にはいろいろな用途がありす。
研磨剤に、菜園用ミニポットに、人形やインテリアに…
研磨剤に
水筒や瓶などお茶など何度も入れていると、茶渋が付きますが、これを落とすときに最適です。ブラシが入らないとき、ブラシでも落ちないときに、卵の殻を小さくつぶして水と共に中に入れ、容器をしっかり振ってみましょう。
初めは、「ええ、こんなことで落ちるの?」と思いましたが、しばらく振っているときれいに落ちます。
漂白剤を使えば簡単ですが、きつい臭いがあるし、手に付くとヌルヌルしてくる(皮膚の表面の蛋白質を溶かしている)、それに誤飲の事故も起きていますので、容器にはあまり使いたくないと思っています。
それから鍋のこげ落としやコンロ磨きには、砕いた殻をスポンジにのせて擦ります。スチールタワシを買わなくて済みます。
菜園用ミニポットに
種まき用に小さな黒いポットが売られていますが、小さな種をまくのなら卵の殻で十分です。殻の半分以上の大きさのあるものに土を入れ、種をまいたら卵パックに並べて芽が出るのを待ちます。芽が出て適当な大きさに育ったらそのまま卵の殻をつぶしながら土に植えましょう。殻はそのまま肥料になります。
巻頭写真は、使い忘れていたニンニクが芽を出していたので殻に植えてみました。少し遅いのですが、3月になったら菜園に植え替えようと思います。
ネギの根は水栽培でも育ちますが、しばらくすると根が傷みますので土に植えておけば、切り取って使っても繰り返し育ちます。普段使いにはちょうどいいくらいにできますよ。
菜園のない人は、ベランダや玄関先でプランターに植えて育ててみませんか。
人形やインテリアに
昨年の今頃道の駅の入り口に可愛いお雛様が展示してありました。よく見ると卵の殻に顔を描き和紙の着物を着せていました。それぞれに表情があり見ていてほっこりしました。
時間があり手芸が好きな人には商品化できるし、ちょっと作って部屋に飾っても楽しいですね。
私はニンニクとネギですが、しばらくは手描きのお雛様とともにインテリアとして置いておきます。
小さな観葉植物を入れてもまた違う素敵な癒しになりそうですね。
参考:https://pmtv.jp/members/4_009.html