環境ラベルの種類と意味とは?知っておきたい身近な5つのマークを徹底解説
環境ラベルとは、製品やサービスが環境に配慮されていることを示す、マークや目印のことです。製品の箱や包装用紙に記載されているのをよく見かけますよね。
この記事では、目にすることの多い環境ラベルとその意味を説明しています。
身近で見かける環境ラベルにはどんな種類がある?
ライフサイクル全体を評価する「エコマーク」
資源採取から廃棄、リサイクルまでのライフサイクル全体を考慮して環境保全に貢献する商品に表示されるラベルです。商品は用途や特徴などによって分類され、そのカテゴリーによって認定基準は異なります。
世界の森林保全につながる「FSC®︎認証制度」
森林認証制度とも呼ばれています。適切な森林管理が行われているという「森林管理の認証」とその認証を受けた森林からの木材・木材製品であるという「加工・流通過程の管理の認証」の2つの認証制度のラベルです。森林管理では生物の多様性や水資源、土壌を保全しているものなどが認証されます。加工・流通過程の管理の認証では違法伐採から由来する木材や木材製品が混ざっていないかということも審査されます。
古紙の利用率を示す「グリーンマーク」
原料に古紙を原則として40%以上利用して作られた製品が使用できる環境ラベルです。トイレットペーパーやちり紙には100%、新聞紙やコピー用紙には50%の古紙が含まれていることによって認証されます。
パックの資源を循環させる「牛乳パック再利用マーク」
使用済みの牛乳パックが原料となった商品に表示されるラベルです。認定を受けた工場の原料を使用していることや製造の際の環境汚染対策が適切であることなども認定の基準となります。トイレットペーパーやノート、カレンダーなどさまざまな製品が対象となっています。
地球温暖化の防止に貢献する「バイオマスマーク」
燃やしてもCO2の増減に影響を与えない、生物由来の資源であるバイオマスを使用し品質や安全性が認められている商品に付けられるラベルです。包装容器やインクなどが多く認証されています。
商品を購入する際はこのようなマークを意識してみることでその商品の背景や環境配慮に着目することができるかもしれません。
今回ご紹介した5つの環境マークのほかにも、世界には人権やフェアトレード(公正な取引)を守るための様々な「認証ラベル」が存在します。
企業の「見せかけのエコ(グリーンウォッシュ)」に惑わされず、本当に信頼できる商品を選ぶためのポイントを以下の記事で詳しく解説しています。
合わせて読みたい:認証ラベルを意識するとエシカル消費につながる?
日常から始められる!環境ラベル付きのおすすめ日用品
環境に優しいお買い物をすぐに始めたい方には、毎日使う日用品から見直すのがおすすめです。
例えば、通販で手軽に買える「FSC認証」を取得したトイレットペーパーやティッシュペーパー、植物由来の「バイオマスマーク」がついたゴミ袋やキッチンポリ袋などは、手軽にエシカル消費を実践できる人気アイテムです。
環境ラベルに関するよくある質問(Q&A)
Q1:環境ラベル付きの製品は値段が高いって本当?
A:厳格な審査や持続可能な原材料の調達により、一般的な製品より数十円ほど高く設定されている場合があります。しかし、これらは将来の環境破壊を防ぐための「未来への投資」のコストとも言えます。最近では企業の企業努力や需要の増加により、通常製品と変わらない価格で購入できる身近な日用品も増えています。
Q2:日本の商品に海外の環境マークがついていることもある?
A:はい、あります。例えば、国際的な森林認証である「FSC認証」や、持続可能な水産物に与えられる「MSC認証(海のエコラベル)」などは世界共通の基準であり、日本で販売されている多くの輸入品や国産品にも普及しています。環境問題は地球規模であるため、海外発のラベルも日本のエシカル消費において重要な指標となります。
Q3:企業がオリジナルのエコマークを自作して貼ってもいいの?
A:法律で禁止されてはいませんが、環境省などのガイドラインによって「客観的な根拠や明確な基準がない独自のマーク」をみだりに使用することは避けるべきとされています。消費者に誤解を与える表示は「グリーンウォッシュ(見せかけのエコ)」と批判されるリスクがあるため、信頼性の高い第三者認証ラベルを選ぶことが大切です。
画像引用: https://www.env.go.jp/policy/hozen/green/ecolabel/










