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アインシュタインも警告!ミツバチが絶滅するとどんな未来が!?

ミツバチの減少は、環境問題と食糧危機に対する深刻な警告であることをご存知でしょうか?
ミツバチは絶滅危惧種ではありませんし、希少生物でもないかもしれません。
しかし、その存在は私たちの生活に不可欠なのです!!!
ベロを出したおちゃらけた写真が有名なアインシュタインも「もしも地球上からミツバチが消えたら、人類は4年で滅亡する」というのは決して誇張ではありません。

ミツバチが減少している原因

世界中でハチの姿が減少しているのには、多くの要因があります。
そのひとつが、地球温暖化の影響です。
気温の上昇や気象パターンの変化が、ミツバチの生態系に大きな影響を与えて生息地を減らしているのです。
それが原因でダニが繁殖したり病気にもなりやすくなり、これらの病原体が広まることでミツバチの数が減少しています。

農産物がとれなくなる危機的状況

ミツバチが減少しているこの問題の、最も深刻な影響を受けるのは農家さんです。
実は、主要な農産物の約7割がミツバチによる受粉で成り立っています!
つまりミツバチの減少は、農業生産に大きな打撃を与えているのです。
結果として、人類の食糧供給に危機が訪れる・・・という予測ができますよね!
ミツバチの減少は今に始まったことではありません。
事態は深刻で、米国では2006年ごろからミツバチの群れが突然消失する「ミツバチ減少症候群」が問題となり、欧州でも多くのミツバチが絶滅の恐れにさらされています。
世界的にハチの生息状況が悪化している現実を直視しなければなりませんね!!

まとめ

ミツバチ減少の原因のひとつに、地球温暖化をあげましたが、それ以外にも農薬の使用や森林伐採、遺伝子組み換えの農作物も要因になっています。
これらは、人間が自分たちの利益や効率を求めた代償によるものです。
ミツバチ以外にも、昆虫や鳥も同じように受粉を助けている昆虫や動物は「ポリネーター」と呼ばれ、大切な地球の生物です。
これらの大切な存在が絶滅するということは、世界で生産される75%以上の主要作物の生育に影響が出て、世界的な食糧不足にも繋がっていきます。
地球上に住んでいるのは、私たち人間だけでなく多様な生物との共存で生きていることを忘れないようにしましょう!

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