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お肌に化学石油を塗っていた!?環境も肌も守れるコスメを選ぼう

プチプラコスメは女子には嬉しいアイテムです。
しかし、安いのには理由があります。
そもそも、コスメと言った化粧用品は何で作られているかご存知でしょうか?
今回は、プチプラコスメの危険性についてお伝えします。

化粧品は石油からできている

実は化粧品にも、合成界面活性剤・香料・着色料・鉱物油・防腐剤・合成安定剤・紫外線吸収剤・シリコーン・合成ポリマーなどの石油を使った化学物質がたくさん使われています。
これらは、自然界では分解されない物質もあるので、化粧を落とした後でも排水溝を伝って川や海を汚染することに繋がります。
すでに、日焼け止めに使われているオキシベンゾンとオクチノキサートなどの物質の影響でサンゴにダメージがでており、使用を禁止している国もあるほどです!
海外ではNG!?日焼け止めがサンゴを破壊する

自然界によくない成分を「肌に塗る」ということは、もちろん人にとっても良くないことはなんとなく分かるでしょう。
具体的には、肌の老化・乾燥・くすみなどが挙げられます。
せっかく、キレイになるために化粧をしているのに、本来の肌がボロボロになっては本末転倒ですね。

値段の差は原材料の品質

日本の化粧品メーカーは、なんと1,000社以上あるそうです。
しかし、値段をみるとプチプラの100円で買えるものから、1000円以上と差があるのに気づくでしょう。
もちろん、ブランド品ならそれ相応の価格になるのは分かります。
この値段の差は、企業の利益や広告費、人件費、流通費などが含まれるのですが、一番気をつけて欲しいのは、材料費です。
化粧品は、さまざまな原材料を組み合わせた成分でできています。(単体でできたものもあります)
その原料にはグレードがあり、安いものはグレードが低く、不純物が含まれることで、肌へ影響がでる可能性が生まれます。
グレードが高ければ、肌への負担も少なくて質が良い原料を使うため、値段も高くなるということです。
一概に、値段が高ければ良い原料を使っているとは言えないので注意が必要ですが、まずは使うコスメの成分をしっかり確認することをおすすめします!

オーガニックコスメ・エシカルコスメ・ナチュラルコスメの違い

コスメと言っても、いろんな言い方があります。
それぞれどう違うのか、一覧にしてまとめてみました!

オーガニックコスメ

・農薬や化学肥料に頼らず、有機栽培された原材料を使用した化粧品
・国が定めたオーガニックコスメの基準が無い

エシカルコスメ

・人や環境において配慮された化粧品
・フェアトレードやヴィーガン

ナチュラルコスメ

・自然由来の成分を配合している化粧品
・必ずしも有機栽培ではない

オーガニックコスメとナチュラルコスメは似ていますが、オーガニックコスメの方は栽培から化学肥料を使わないなどこだわっているコスメになります。
エシカルコスメは、環境や動物に対して道徳的に配慮した商品として作られていますね。
肌の相性もあるので、使ってみないとどれが自分に合っているかは判断できません。
ですが、プチプラで選んだりブランドで選ぶだけではなく、環境に配慮した物や自分の肌のために合った物を選ぶという選択も取り入れて欲しいですね。

まとめ

自分自身がキレイになるために使うコスメが、地球を汚したり、そして使うことで肌に悪影響を与えてしまうのは嫌ですよね。
オーガニックコスメやナチュラルコスメの種類も徐々に増えて、手軽に買いやすい身近なものになってきましたので、ぜひコスメを選ぶ基準を広げてみるのはいかがでしょうか!

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