地球にやさしいスニーカー、オールバーズを履いてみた感想
スニーカーは、今やビジネスシーンでスーツに合わせてもおかしくない。
10万円を超えるようなプレミアムなスニーカーも人気です。
靴に関するアンケート調査によると
(CUSTOM FASHION MAGAZINE(カスタムファッションマガジン)調べ/
2021年8月5日~8月6日、全国の20代以上の男女500名に調査)
「持っている靴の種類1位は男女ともスニーカーで所有率96%以上」という結果になっています。
https://custom-fashion-magazine.com/65065/
そんな人気のスニーカーですが、機能性やデザインだけでなく、
素材を気にしたことはあるでしょうか?
多くのスニーカーの素材は、石油由来のプラスチックを使用しています
特に靴底はすり減るので、歩くたびにマイクロプラスチックをばらまいています。
タイヤや、衣類のアクリル、ナイロン、ポリエステルなど合成繊維も同じように、
製品からはがれ落ちてマイクロプラスチックになります。
(参考)
イギリス、タイヤや衣類から発生するマイクロプラスチックが海洋に及ぼす影響を調査
https://tenbou.nies.go.jp/navi/metadata/99161
ペットボトルをリサイクルした素材の靴も見かけるようになりましたが、
マイクロプラスチックを防止する点においては、自然素材のものがいいわけです。
そこで、注目したのが、靴底がサトウキビの素材で作られているスニーカー、
オールバーズ。
世界的な雑誌『TIME』で“世界一履きやすい靴”
いくつか種類がありますが、やはりオールバーズの代表的な靴、
と掲載された
「ウールランナー」を購入することにしました。
靴底の素材はブラジル産のサトウキビで作られています。
世界初のカーボンネガティブEVA(※)
(※カーボンネガティブ(Carbon negative))=
CO2排出量より吸収量が多く、カーボンニュートラル=排出量ゼロより上回った
マイナスの排出量のこと)
※EVA=靴底によく使用されている素材・エチレン酢酸ビニル
インソール(中敷き)はCO2排出量が少ないヒマシ油と、ZQメリノウール(※)を採用。
(※)ZQメリノウール=畜産、土地利用、動物福祉の高い基準を満たしているウール。
自然素材や、環境に配慮した素材のものは値段が高いイメージがありますが、
14,000円(税込み)でお手頃価格。
軽くて、柔らかいので、普段履きにぴったり。
シンプルなので、何でもあわせてやすい。
一番いいのは、素足で履けて気持ちいいこと。
7月末頃に購入し、ウールなので大丈夫かな?と思いつつ、
ちょっと温かさはありますが…。じめじめ感は全くありません。
メリノウールは年中快適というのを実感。
私は足のサイズが21.5cm!で海外ブランドのスニーカーは特に
ぴったりくるスニーカーはほとんどなかったのですが、
オールアーズのウールランナーは23cmのサイズで素足でぴったり!
これには驚きでした。
確かに大きいのですが、履いてみてもずれずに快適に歩けます。
いつもより大きめを注文してみるのといいと思います。
(ホームページでも一つ上のサイズをおすすめされています)
30日以内なら交換が可能なので、
オンラインで購入しても問題ないと思います。
インソールは別売りもしていて、
他の靴にも使えます。
ほかにも、洗濯機で洗えたり、靴箱もリサイクル素材で作られていたり、
環境の配慮がところどころに見られます。
環境に関するイベントも行われていて、
地球環境にやさしいファッションを広げてくれているブランドです。
参考