自分の消費しているものはどこから来てる?
昨日食べた夜ご飯、食材の産地を全て知っていますか?
普段着ている洋服や身につけているものがどこで作られているのか、お店の店員さんに聞いたこ
とはありますか?
それらを生産している国、人々のことを考えてみたことはありますか?
私たちは、日常生活の中で多くのものを消費しています。
日本で暮らしていると気づくことが難しいですが、日本では発展途上国で生産されたものが、驚く
ほど安い価格で販売され、消費されていることがあります。
その一方で、生産国である発展途上国では、その安い価格を生み出すために生産者に対して正
当な賃金が生産者に支払われなかったりすることがあります。また、生産効率を重要視するあま
り、大量の農薬による環境破壊や人的被害が問題視されています。
発展途上国の生産者が品質の良い商品を作り続けていくためには、彼らの労働環境や生活が
整えられることが重要です。
フェアトレードとは
フェアトレードとは、貿易のしくみをより公平なものにすることにより、生産者が貧困から脱却し、
地域社会や労働環境を守りながら、サステナブルな世界の実現を目指す取組みのことを指しま
す。
そしてそのフェアトレードの取組みは、まさにSDGsが掲げる17の目標のうち、ほぼすべてに関係
しています。
フェアトレードのある生活を
「フェアトレード」と聞くととてもハードルが高いものと思ってしまいがちですが、生活の身近なところでも簡単に行動にうつすことができます。
欲しいものがある時、インターネットでオンラインショップで購入する人も増えてきているかと思い
ます。その際に、「フェアトレード+欲しいもの」で検索してみてください。
「フェアトレード コーヒー」
「フェアトレード アクセサリー」
「フェアトレード コスメ」
今まで知らなかった、意外なフェアトレード商品に出会えるかもしれません。
ぜひ、お買い物の際に検索してみてくださいね。