マイピックアップNo. 697

コンポストでつながる”ゴミュニケーション”とは…

こんにちは。SDGsを経済的な観点から捉えていて記事をUPしています。eSです。

生ごみを微生物に分解させ、その栄養を植物が吸収しやすい状態。いわゆる【堆肥】に変えていくコンポスト。生ごみを捨てる手間がなくなるので、捨てるときに使うビニール袋が必要なくなるのでゴミ袋代を節約できたり、栄養豊富な堆肥を自作することができるのでその堆肥を使い家庭菜園や花の栽培に活用できたりもします。
気軽に手軽に始められるエコ活動でもあり、環境などに関心を持つきっかけにもなります。

そんなコンポストをベースに、鎌倉では実証実験のプロジェクトが始まっているようです。今回はそちらをレポートしていきたいと思います。

材木座を拠点とする(株)public and co と、おかえり(株)がはじめている【はつひので】プロジェクト。鎌倉のまちのひとと共に、みんなで循環をつくるのが目的です。

①シンプルに、生ごみを持ってきたい
②コミュニティコンポストを自分の家の近くでもやってみたい
③とりあえず、コンポストについて学びたい(からワークショップに参加したい)
④家でコンポストを始めたいから、勉強会に参加してみたい
⑤その他(アイデアを持っている)

こんな方達を募集しているそうです。

ゴミュニケーションなどと呼ばれているこの活動は2023年の秋からはじまったもので、コンポストには興味があったがあと1歩踏み出せなかったという方や、はじめたけれど失敗してやめてしまったという参加者のかたもいるそうです。

1人ではできなかった方へのきっかけになったり、失敗してしまったりわからない部分がある方への勉強会なども開催しています。2024年春以降は、更に大きなコンポストを導入するようで、規模も拡大していく計画が進んでいるようです。

家庭で出る生ごみや堆肥を持ち寄り、分解してくれる主役のミミズの特長などを試行錯誤しながら気軽に、無理なく始められる循環型社会に取り組みながら、コロナ禍の中で空白になってしまったり距離ができてしまった地域コミュニティーをまた新たに絆を深めていく取り組みです。その先の近未来には大きなコンポストを共有することが掲げられているようで、その堆肥を用いた野菜や果物を作り、その野菜や果物を通じた料理教室などが運営され、一緒に作ったり食べたりごみを資源化しながら地域のコミュニケーションの活性化に役立てようとするケースもあるそうです。地域の関係性が希薄化する都市型社会において、つながりを感じる場として広がりつつあるそうで、すごくいいことだと思いました。

無理なく、ご近所付き合いのきっかけになるコミュニティーコンポスト私も始めてみようと思います!

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    私たちの欲しいと 私たちの頑張るは 地球と繋がっている…

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