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髪の毛の寄付、ヘアドネーションとは

ヘアドネーションとは、髪の毛の寄付のことです。病気や事故などで、髪の毛を失った18歳以下の子どもたちに、100%人毛でできた医療用ウィッグを無償で提供する活動です。 もともとはアメリカでスタートした活動で、日本では2009年に国内初のヘアドネーション団体「NPO法人Japan Hair Donation&Charity(JHD&C(ジャーダック))」が活動を始めました。現在では、次の3団体がヘアドネーションの活動を行っています。 

■ NPO法人 JHD&C  https://www.jhdac.org/ 

■ NPO法人 HERO   https://hairdonation.hero.or.jp/ 

■株式会社グローウィング つな髪プロジェクト  https://www.organic-cotton-wig-assoc.jp/  

ヘアドネーションとSDGsの関係は? 

病気や事故などで髪の毛を失ってしまった子どもたちの中には、髪の毛がないことで「人に見られたくない」や「学校へ行きたくない」といった悩みを抱え、社会復帰や復学が難しくなってしまうこともあるようです。ヘアドネーションによる医療用ウィッグは100%人毛でできているので、とてもナチュラルで自然な質感。前向きに生活を送るための重要なアイテムとなっています。「すべての人に健康と福祉を」や「質の高い教育をみんなに」を目標とするSDGsにとってもとても大切な活動ですね。また、捨てられるはずの髪の毛を貴重な資源として再利用できるという大きなメリットもあります。  

ヘアドネーションの条件や手順 

【条件】 

髪が31cm以上であること 

31cm以上でショートヘア、40cm以上でボブヘア、50cm以上でロングヘアのウィッグが   作れるそうです。長さの上限は団体により異なります。  

髪が完全に乾いた状態でカットした髪の毛であること 

ヘアドネーションは乾いた状態でカットした髪しか送ることができません。濡れた状態でカットした髪は時間が経っても湿ったままなので、雑菌やカビの繁殖の原因となってしまいます。  

軽く引っ張っただけで切れてしまうようなダメージヘアはNG 

基本的にパーマやカラー、白髪やくせ毛、団体によってはブリーチした髪でも寄付できます。年齢や国籍、性別などの制限もありません。ただ、軽く引っ張っただけで切れてしまうようなダメージヘアは寄付できません。各団体により規定が異なるので、確認が必要です。 

 【手順】 

①美容室を決める。自分でカットしてもOK 

寄付する髪の毛は、美容室でカットしてもらったものでも自分でカットしたものでもどちらでも大丈夫です。各団体のホームページでは「賛同美容室」が検索できるので、これらの美容室で予約するとスムーズです。また、行きつけの美容室が賛同先でない場合でも、対応したもらえる場合があるので予約時に確認しましょう。どちらの場合も予約時に「ヘアドネーション希望」と必ず伝えてください(※カット代はかかります)。  

②長さを決めて髪を切る 

寄付する髪の長さを決めて、小さい束に分けてゴムで強めに結び、結び目の1cm上をカットします。 

 ③髪の毛を送付する 

団体によって、賛同美容室が発送代行まで行ってくれるところもあれば、自身で発送が必要なところもあります。開封に時間がかかるためラップやティッシュに髪の毛を包んではいけないなど、送付の仕方も団体によって規定があるので確認が必要です。 

 まとめ 

他にも、事情があって髪を切れない人や髪の短い人でも貢献できる、ヘアドネーションシャンプーというものもあります。こちらは収益が全額JHD&Cの医療用ウィッグ提供費用として寄付されるようです【参考 https://www.jhdac.org/shampoo.html 】。 

悩みを抱えた子どもたちが少しでも前向きに笑顔で生活できよう、自分にできるかたちで貢献していきたいと思います。 

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