使用済み学習ノートが生まれ変わる!!
子どもたちの使用済み学習ノート、どう処分していますか?
子どもたちのがんばりの足跡である学習ノートの処分に迷っている人も多いのではないでしょうか。
学年や担任によって返し方は異なりますが、家に置いておくには場所を取るし、リサイクルに出すには名前が書いてあるし……と悩み、結局燃えるゴミとして出した人も多くいることでしょう。
子どもたちの学習ノートは、1年間でどれだけ使用され、どれだけ処分されるのでしょう?
年間4360万冊使用されているそうです。そしてその約41%が焼却処分されているそうです。再生可能な貴重な資源なのになんともったいないことを!
そこでノートの会社でご存じかと思いますが、コクヨ株式会社とグループ会社カウネットが今年10月10日より使用済みノートのリサイクルに乗り出しました。
廃棄されるはずだったノートを新しいノートの一部としてリサイクルする過程を体験できるプログラムを提供し、未来を創る子どもたちと「捨てない」があたりまえの社会を目指す体験型環境学習プログラム「つなげるーぱ」を開始しました。
これは、
・『使用済みノート回収活動』
・『環境学習活動』
によって構成されています。
1)『使用済みノート回収活動』とは、賛同する小学校を募り、その小学校から使用済みのノートを回収して、再生し新しいノートにする取り組みです。
早速各地の小学校の児童会等でノートのリサイクル活動が始まっています。
2)『環境学習活動』では、
1.資源リサイクルや地球環境をいかに守っていくかなどについての出張授業
・「資源を1度使用したら廃棄するのではなく、リサイクルする大切さ」
・「一人一人がどうすることが環境にとって良いのか」
・「資源のリサイクルの難しい部分について」など
2.教師の環境教育をサポートするスライドや動画等の提供
こうしてこれまで安易に捨てていたノートのリサイクルや環境保護の教育を受けることで子どもの頃から『捨てない』が当たり前の社会の実現を狙うものです。
小学生の子どもさんがおられる家庭では是非この取り組みに子どもさんと一緒に協力してほしいですね。
出典:https://www.kaunet.com/kaunet/grp/K0025/32149/