LGBTはSDGsによって変わったの?
LGBTというワードがこれほど社会に浸透してきた大きな要因がSDGsの普及にあるといわれています。未だ大多数の方にとってLGBTは他人事ではありますが、ある時を境に自身もLGBTに該当するようになることもあります。そこで今回はLGBTとSDGsについて紹介します。
LGBTとは?
Lesbian(女性の同性愛者)、Gay(男性の同性愛者)、Bisexual(両性愛者)、Transgender(心の性と身体の性の違和感を抱く者)の4種類の頭文字をとってLGBTになります。またLGBT以外にも性的少数者のような男女どちらにも恋愛感情を抱かない人も類似したものであります。
LGBTとSDGsの関係性は?
LGBTは様々なSDGsと関係しており、例えば
・目標1貧困をなくそう
LGBTの方は平均して収入が低くなる調査があるためその防止。
・目標4質の高い教育をみんなに
LGBTは男女わけが多い学校生活にていじめを受ける事が多いため、その防止。
・目標6安全な水とトイレを世界中に
LGBTにとって男女別のトイレが使いづらい事が多く報告され、その防止。
LGBTの認識や現状とは?
外務省が報告するLGBTの認識調査(2016年調査)では、
- 職場や学校での差別的発言を受けたLGBTは71%
- 職場や学校でのカミングアウトは27%
を確認していました。
しかし2021年に電通が行った調査によると
- LGBTの認識をしている人が80%
- 学校教育でLGBTの教育をすべきだと考える人が88%
との報告があり、SDGsをきっかけにLGBTへの認識が少しずつ寛容になってきています。
こういったデータから以前はLGBTの被害の調査しかしていなかったものが、近年は認識や
LGBTに対する配慮調査まで幅広く行っていることがわかります。
この変化はLGBTに対する社会の認識が変化したからといって問題ないでしょう。やはりその立役者はSDGsによるLGBTの普及にあるのではないでしょうか?
<まとめ>
さて今回はLGBTとSDGsについて紹介してきました。
LGBTは隠れているだけで実際は身近な人にも該当することがあります。そういった人にとってSDGsをきっかけに少しでも生活しやすい社会に変化しているのであればこの流れを大切にしていきたいですね。