【手作りに挑戦】固形シャンプーバーを自分の手で作る
最近、固形シャンプーバーを自分で作りました。
これまで、市販の固形シャンプーバー(LUSH・エティークなど)は使ったことがあり、使い心地もよかったです。
しかし、出来上がりの工程を知りたかったのと、どんな材料が使われているのか。
そして、自分が作れるようになり、他の人にも固形シャンプーバーを伝えられるのではという思いもあり挑戦してみました。
固形シャンプーバーってなに?
固形シャンプーバーは、水を使わずに作られている商品で、固形石鹸のような状態のシャンプーです。
従来販売されているシャンプーやリンスは、液体でできている物が多い中「固形?!」と驚く人もいます。
固形シャンプーは水が使われていないので、必要な成分のみで作られています。
ちなみに、市販のシャンプーは、水が9割・美容成分1割です。
なんか、そう考えると「ほぼ水じゃん!!」ってなりませんか。
洗浄力も泡立ちも従来の液体シャンプーと変わらないのに、成分はぎっちり入っているのは、なんかお得感を感じませんか(笑)
固形シャンプーバーの使い方
液体シャンプーに慣れている方は、固形シャンプーバーの使い方がイマイチ分からない方もいるでしょう。
私も初めはとまどいました。
でも、とっても簡単!
- 髪をよく濡らして、軽く汚れを流す
- バーを軽く濡らし、髪の表面に撫で付ける
- 指で髪を揉みこんで泡立てる
- 洗う
- 洗い流す
もう3〜4は、普段のシャンプーと一緒ですね!
リンスも同じ要領で行います。
- シャンプーした後の髪の水気を軽く取る
- リンスバーを髪の表面に撫で付ける
- 指で全体に広がるように撫でる
- 少し放置
- 洗い流す
リンスバーは、指でとかすように髪を撫でると、全体がなめらかになりますよ。
市販のシャンプーのデメリットってなに?
市販のシャンプーボトル商品は、プラスチック容器が一般的。
ドラックストアに並ぶ商品も、ほとんどがプラ容器に詰められています。
詰め替え用もプラパッケージが主流です。
つまり、使えば使うほど、どんどんプラスチックゴミが生み出されてしまいます。
また、合成界面活性剤の使用や、泡立ちもすごく水を多く使う必要があります。
美容室業界では、1日の水の使用量が約1200リットルと言われています。
これは、一般家庭の使用量が1日あたり平均120リットルとされているのに対し、約10倍の水道使用量です!!
これを知った時はかなり衝撃を受けました・・・。
そして、香料がきついことや、詰め替えが面倒な点もあげられます。
固形シャンプーバーにはたくさんのメリットがある
まず、第一に長持ちします!!
先に述べましたが、市販のシャンプーボトルは水が9割使われています。
ですが、固形シャンプーバーは水を使わず、成分濃度が高いので少量の使用で泡立ちます。
私はセミロングの長さの髪ですが、3回ほど撫でつけるだけで、もこもこの泡立ちです。
男性なら、1回撫で付けるだけで十分!!(旦那も使用しているので実証済み)
なので、コスパが非常にいいのが嬉しいですね!
そして固形なので場所を取らず、持ち運びも自由自在!
ボトルだと大きいし、詰め替えるのも面倒なので、旅行やジムにも活用できますね。
お風呂場もスッキリするので、掃除もしやすいメリットもあります!
洗浄力も従来のシャンプーと変わらず、泡もサッと流せるので節水にもなりますよ。
固形シャンプーバーを知れば、買う物を選ぶきっかけになる
私はずっと環境にやさしい生活を心がけており、脱プラに向けた商品を見つけては挑戦してきました。
今回も、自分でもシャンプーの材料を知って手作りできたらいいなと思い、その良さを伝えたいために、ディプロマ認定も受けてシャンプーバーを作るスキルを身につけることができました!
環境に優しい製品を使うことは、地球への優しい行動の一つです。
しかし、まずは知ってもらわないと、優しい商品を選ぶことが出来ませんよね。
そして環境への貢献だけでなく、新しいシャンプー体験を楽しみながら、エコな生活を実践したい方と繋がり、輪が広がっていけばとても嬉しいです!