SDGs特選コラムNo. 727

明るい笑顔のためのスポーツ:SDGsと健康促進

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自尊心や幸福度に対するスポーツの影響

多くの研究が、スポーツや身体活動が自尊心の向上に貢献することを示しています。例えば、2017年に行われたある研究では、大学生514人を対象に行われた調査で、大学に入る前にスポーツに参加していた学生は、そうでない学生よりも自尊心と幸福度が高いことが明らかになりました。つまり、SDGsの目標3「すべての人に健康と福祉を」に関連し、スポーツが個人の心理的健康を高める上で重要な役割を果たすということです。以下、詳しくみていきましょう。

 

研究の概要

「The Sport Journal」の記事「Effects of Early Sport Participation on Self-esteem and Happiness」は、大学に入る前にスポーツに参加した経験が自尊心と幸福感に与える影響について焦点を当てています。ドクター・ナンディーニ・マトゥール・コリンズとそのチームによる研究で、514人の大学生を対象に調査を行い、大学に入る前にスポーツに参加していた学生は、スポーツに参加していなかった学生よりも自尊心と幸福感が高いことが明らかになりました。

 

幸福感とスポーツの関連

スポーツ参加と自尊心の増加の関連については、青少年の間で、スポーツの能力が高まったと感じることが自尊心を大幅に向上させることが示されています。さらにチームスポーツにおける自己受容と仲間からの受け入れが、自尊心の向上に重要な役割を果たしています。

また、自尊心と幸福感の関連も強調されており、他の研究も含めてスポーツ参加と全体的な幸福感または幸福との強い相関があるとされています。この関係についても青少年において顕著で、スポーツ参加が精神的健康の向上とうつ症状の減少に関連していることが示されています。

従って、この研究でも若年成人の自尊心と幸福感の発達に早期のスポーツ参加が重要であると結論づけました。さらに、教育の場におけるスポーツの機会の増加と資金面のサポートの必要性も論じています。

スポーツ参加と心理的健康の関係

その他にも幅広い年齢層における研究においても、スポーツ参加は自尊心と幸福度の向上に関連しています。いくつかの研究結果の事例をあげると、「スポーツによる達成感が自尊心を高める」「スポーツ参加が身体的自尊心、身体的外見、身体的能力、そして全体的な自尊心に肯定的な影響を与える」「スポーツへの参加が感情的な幸福感を高め、特に高齢者においてその効果が顕著である」などがわかっています。

 

まとめ

スポーツが自尊心の向上、幸福感の増進、ストレスと不安の軽減に重要な役割を果たすことは、SDGsの達成においても重要です。幼少期や青年期からのスポーツ参加は、個人の心理的な幸福感を高めるだけでなく、持続可能な社会の構築にも寄与します。スポーツを通じて得られる達成感や社会的交流は、持続可能な開発目標の達成に向けた重要なステップであるといえるでしょう。

参考文献:
https://thesportjournal.org/article/effects-of-early-sport-participation-on-self-esteem-and-happiness/

参考サイト:
https://kokoronotanken.jp/undousurukotode-erareru-shinriteki-kouka/

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