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1年で人口86万人減! ~イクメンのすすめ2~

総務省が724日に、日本人の人口減少について発表しました。 
2023年11日から1年間で86万人の減少だそうです。15年連続減少しており最多なのです。 

昨年1年間に生まれた人が72万9367人で過去最少、亡くなった人が157万9727人でこちらも最多、ですから86万人の減となるわけです。  毎年このように減っていくと、 1億2156万人÷86万人=141,3 142年先には日本人はいなくなるのです。 
なぜこんなに減少傾向にあるのでしょうか。  

少子高齢化という言葉を聞き始めても久しくなりますが、これが一番の原因でしょう。

では、少子化の原因は 
最近は、未婚、独身の人が増えましたね。だから結婚しても晩婚の方が多いし、子どもさんの数も少ないようです。  
私自身は28歳で結婚し晩婚だと思っていましたが、私の子どもたちはみんなそれより後に結婚しました。孫も一人です。 

身の回りに30~60代の独身の人がたくさんいます。 
「どこかにいい人がいないかしら?」親御さんの心配をよそに、「まだ独身を楽しみたい」と本人は言います。 
「子育てが大変そうだし、経済的な余裕もないしなあ」とぼやく人もいます。 

子どもさんが生まれた人も、「仕事に復帰したけど、パパが全然協力してくれないから、とにかく大変です。よく3人も育てられましたね。欲しいけど2人目は無理です。」と。少子化の訳が分かりますね。  

『イクメン』の話も大企業での話です。それも、先日お伝えしたように平均たった『46.5日』なのです。  

イクメンのすすめ

男性は妻に、仕事と子育ての「両立」を求める人が増えています。 
これはおかしいですよね。女性に頑張れ!頑張れ!では女性も「では結婚しましょう」とはなりませんね。 

バブル崩壊後不景気になり、非正規雇用が増えました。男女雇用機会均等法以来女性は社会進出しましたが、男女の賃金格差もあり、女性にとって決して対等ではなさそうです。 
男性も子育てに協力したくても、経済的な面からできない、という人も多いと思います。  

結局は、国の少子化対策の遅れだと思います。 
イクメンプロジェクト』も14年目になります。育メンのロゴに『育てる男が 家族を変える、社会が動く』というすばらしいスローガンを掲げています。 
指針を示すだけではなく、もう少し男が育てやすい雇用環境を整え、そして最低2人は子どもを持ち、安心して育てられる経済措置を講じてほしいですね。  

参考
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240724/k10014521531000.html

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