究極のサスティナブルファッションが日本にあるらしい?
みなさんこんにちは!
今回はオシャレにサスティナブルに貢献するアイディアを、シェアしたいと思います!
◆衣類業界の社会課題◆
安価に気軽に流行りのファッションを取り入れられる「ファストファッション」の台頭
毎年シーズン毎に新しく服を買うことが習慣になっている消費者
そんな衣類業界には、安さ、ファッション性と引き換えに、海外で過酷労働を強い、大量に消費、
大量廃棄という課題があります。
まさに持続可能な開発目標12番の、 「つくる責任、つかう責任」に直面しているのですね。
これらを解決するために、大手ブランドがエシカルファッションを採用したり、
古着のリサイクルBOXを服屋の店頭で見かけることも珍しくなくなってきました。
◆日本の伝統服、「着物」◆
急に話は変わりますが、西洋の服飾文化が広がる明治時代前、一般層は戦後まで、日本人は普段着からフォーマル着まで着物を着ていました。
そんな着物は、実はとってもサスティナブルな衣類だということを、皆さんはご存じでしょうか?
◆着物のサスティナブルポイント◆
①生地を無駄にすることなくつくることができる ···洋服は、四角い生地を方に合わせて切り抜き、縫製します。そのためどうしても生地の余りが出てしまいます。 しかし、着物は四角で仕立てるのでそういった無駄が発生しません。
②成長に合わせて着丈を調整できる ···着物は「おはしょり」で着丈を成長に応じて変えることができます。
③世代間で引き継げるしっかりとした生地、ファッション性···私も親が来ていた着物を着たことがありますが、生地も傷んでおらず、流行り廃りを感じさせない柄に感動した覚えがあります。もちろん品質を落とさないための保存方法などはありますが、文字通り「ずっと使える」衣類が着物なのです。
◆着物の普段着化が地球を救う?◆
「着物の普段着化。」
これを考えている人、実は結構いるのではないかと思うのは私だけでしょうか?
現状、
「着物を着ていると、街中で目立ってしまう」
「意図せず着物の着方を間違えていたときに、街中で着物に詳しい方に怒られてしまうから怖くて 着れない」
など、世の中の風潮に中々打ち勝てずにいる着物の普段着化。
しかし、このSDGsにも見られるような価値観の転換期において、
着物を着ている人が街を歩いていることを「当たり前」にして、
オシャレで地球で優しい日本になってほしいなと、思います!
参考
·普段着着物どっとこむ
https://fudangikimono.com/sdgs-kimono/#rtoc-15
·ファッション業界が直面する環境問題と社会問題とは 北山里菜さんインタビューecotopia編集部https://www.google.com/amp/s/ecotopia.earth/article-4883/amp/