ベルマークでSDGs!
私が捨てられずついつい集めてしまうものの2つ目、それは、ベルマークです。
子どもたちのノートやマヨネーズ、砂糖、チョコレート、石鹸、酒パックなど、ベルマークがついているものをできるだけ買うし、マークが見えたら切り取って溜めています。
ある程度集まったら近くの活動している小学校に持って行きます。
皆さんも小、中学校の頃耳にしたり集めたりした経験があるでしょう。
「すべての子どもに等しく、豊かな環境のなかで教育を受けさせたい」という願いをもって1960年に始まった運動ですが、自分たちの学校に備品を購入できるだけでなく、厳しい教育環境(へき地の学校や特別支援学校、災害で被災した学校等)への支援、開発途上国の教育支援になるのです。
50弱の会社が協賛していますが、その「協賛会社」が商品に約2000種のベルマークをつけています。そのマークを学校やコミュニティで集めて、会社ごとに仕分けし計算して、ベルマーク財団に送ります。送ったマークは、1点が1円として計算されてベルマーク預金になります。
その預金が貯まると、自分たちの学校に必要な備品等が「協力会社」から購入できます。
すると、その購入金額の10%がベルマーク財団に寄付され、さまざまな教育援助活動に使われています。
「鋏をもって部室に集合!」ずいぶん昔の話ですが、中学生の頃ベルマーク委員会に所属したことがあります。
各クラスから回収した箱からベルマークを出して、仕分け作業をしました。
まず雑に切っているベルマークは外枠線に合わせて切ります。そして会社ごとに分けました。
とても小さいし、かなりの数ですからとっても根気のいる仕事でした。
本当に何か買えるほど金額になるのだろうか?面倒だな、と思うこともありました。
しかし「ベルマークでドッジボール15個購入することができました」との委員長の放送が流れたときの誇らしい気持ちは今でもはっきりと覚えています。
その頃はまだ知りませんでしたが、この活動が被災地や海外の教育支援にもなるのです。
コロナ禍、そしてロシアのウクライナ侵攻の影響での物価高の折、なかなか寄付する余裕もなくなりました。
でもちょっと気を付けて見て下さい、今まで捨ててきた製品の箱や袋を。
これらで素晴らしい支援ができるのです。案外色々なものにベルマークはついています。カップ麺や冷食にもついています。
最近はプリンターを購入している家庭もあるようですが、使用済みのインクカートリッジもベルマークとして回収されています。
1年間溜めるとかなりの点数になります。是非溜めて近くの小・中学校へお持ちください。
きっとたくさんの子どもたちを笑顔にすることができますよ。
参考 『ベルマーク教育助成財団ホームページ』