体も心も健康的に!人生を大切にする働き方
新型コロナウィルスの感染拡大により、働き方や生き方を見つめ直した人もいるのではないでしょうか?
近年、従業員が働く環境を整えている会社も増えています。この記事では、健康的に幸せに働くウェルビーイングについてご紹介します。
ウェルビーイングとは?
ウェルビーイングは、英語で「Well-being」と書き、「善い在り方」と訳されます。ほかに幸福や健康とも訳され、心身共に満たされいる状態、という意味で現在使われています。
ウェルビーイングが登場したのは、1946年。世界保健機構(WHO)が設立された時です。
「健康」の定義の中で初めてWell-beingが使用されています。
健康とは、病気ではないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが 満たされた状態にあることをいいます。
ウェルビーイングが注目されている理由とSDGsとの関係
ウェルビーイングが注目されているのは、現代の価値観の変化です。
- 多様性
- 働き方の変化
- 健康に対する意識
https://denwadaikou.jp/column/mamechishiki/20220714/
注目の加速を増したのは、新型コロナウィルスの拡大も関係するでしょう。多くの人が自身の働き方や、健康について考えるきっかけになったのではないでしょうか。
また、ウェルビーイングが浸透している理由のひとつに、SDGsが関係しています。SDGsの目標の中に目標3「すべての人に健康と福祉を(Good Health and Well-Being)」があります。
目標3は、あらゆる年齢の人が健康的に暮らし、最低限の福祉サービスを受けられることを目標としています。目標の中のWell-Beingが福祉と訳されているように、すべての人が健康的な暮らしを実現するために、ウェルビーイングが重要なことがわかります。
日本でおこなわれているウェルビーイングの取り組み
Rakuten
楽天では、新型コロナウィルス感染症の拡大をきっかけに、心身ともに健康な状態で働けるように、「コレクティブ・ウェルビーイング」の取り組みを開始しました。
働く環境が変化する時代だからこそ、
- 仲間…つながりを工夫する
- 時間…時間を区切る
- 空間…働く空間を整える
の3つの要素と余白の設計(三間+余白)を大切にしています。
参照元:Rakuten ニューノーマル時代に向けて、コレクティブ・ウェルビーイングを考えよう
アシックス
アシックスでは、従業員だけでなくその家族も身体的、精神的に健康である状態を目指し、健康推進活動を取り組んでいます。
主な取り組みは、以下です。
- 従業員の健康診断
- 会社独自の健康増進プログラムの活用
- 運動推進セミナー
- メンタルヘルス支援
- スポーツ施設の完備
また、従業員が病気の治療と仕事を両立できるようサポートする取り組みもあります。
参照元:asics アシックスの健康経営
まとめ
働く環境を整えることで、従業員の健康だけでなく幸福度、さらには仕事へのモチベーションにつながるウェルビーイング。
今後、人材確保のためにも大切な取り組みとなるでしょう。