アマゾン保護を遠い日本からも!SDGs目標15「陸の豊かさも守ろう」
アマゾン保護の活動を知っていますか?
「アマゾン」と聞いて、遠い国のことだと思う方もいるかもしれません。
私たち日本人も、日常のちょっとした取り組みから、アマゾンを守ることができるんですよ。
今回は専業主婦の私が、アマゾンを守りたいと思ったきっかけや、実際に取り組んでいることを紹介します。
アマゾン保護の活動
私がアマゾン保護に関心を持ったのは、熱帯雨林保護団体(RFJ)の代表である南研子さんの活動を知ったのがきっかけです。
南研子さんは、30年以上もアマゾンの保護と先住民の支援を続けています。
アマゾンの生活は電気もガスも水道もなく、すべてが自然の力で成り立っています。
インディオの長老は
「森がなくなればインディオは死ぬ。でも人類も滅びることを忘れてはならない」と言っています。
南研子さんも、その森が近代の文明開発の為に切り崩されて行く事を嘆かれているのです。
参考:熱帯雨林保護団体(RFJ)
https://rainforestjp.com/about/
アマゾンで失われた面積
1988年の観測以来、アマゾンで失われた面積は、日本の国土の1.1倍にもなります。
切り崩された森の跡地には、以下のものが建設されています。
【切り崩された森の跡地】
- ダム
- 水力発電所
- 鉱物の採掘場
- 大豆や砂糖きび畑
電力を作るために森を焼き、東京都がスッポリ入る程の大きさのダムが建設されました。
また、被害は地上だけではなく、地下からアルミの原料となる物質が掘り出され、それをアルミとして使えるようにするために大量の電力が使われています。
インディオの長老は、アマゾンの全ての生き物の「森を残してください」という思いを背負って、世界を回っているのです。
私たちができること
私たちは、こうして作られたアルミ缶で缶飲料を飲んでいます。消えた森から採れた農産物を輸入している私たち日本人にとって、アマゾンの問題は無関係な話ではありません。
ここでは、私が実際に日常で取り組んでいることを紹介します。
【私たちができること】
- アマゾンの問題を知る
- フェアトレードな商品を選ぶ
- ゴミの分別
まず、アマゾンの問題を知ることからすべてがはじまります。そして、私たちが何気なく消費している商品が、アマゾンを壊すことにつながると思うと、購入する前に商品のストーリーを知りたくなります。
私たち1人1人が、フェアトレードな商品を選び、買った責任を手放す時にもしっかりと果たすことで、遠い日本からアマゾンを守ることができるのです。
まとめ
私たちの日常では、アルミに限らず、プラスチックなど減らさなければならない課題は山積みです。
現在自治体では、資源ゴミの分別に力が入れられています。現在再利用できないゴミは埋められていますが、ゴミの量が増えすぎているため、埋める場所がなくなって来ているという問題があります。
私たちができることは、毎日の生活の中でゴミを減らす、物を大切にする等、地道に今できることに取組む事が、アマゾンだけでなく地球を守る事につながるのです。