マイアクションNo. 552

「たくさん買ってお得」の罠

Photo by Lily Banse on Unsplash

イギリスでよく見かける特売スタイルは、「3つ買っても2つ分の値段」「2つまとめていくら」という、1つだけ買うよりも2つ、3つ買うほうがお得というものです。

賞味期限が長いものや、冷凍などして保存のきくものでしたら、まとめ買いしておけばお得かもしれません。しかし必要以上のものを買ってしまっているな、と思うときもあります。

必要以上のものを買ってしまった場合、無理やり食べ切るか、捨ててしまうか。

どちらも起こらないようにはしていますが、イギリスの肥満率と食糧廃棄率の高さを見ると、どちらかに当てはまっている人も多くいるのかもしれません。

必要以上の食品を摂取してしまうと、栄養バランスが乱れたり、健康に悪影響を及ぼすことがあります。

例えば、保存期限が切れる前に食品を使い切れない場合、消費期限を過ぎた食品を食べることは健康リスクを増加させます。また、大量の食品を買い込んだ結果、過剰なカロリー摂取や食べ過ぎが起こる可能性もあります。

多くの食品を購入してしまうと、それらを保管したり食べきることが難しくなり、結果として食品の廃棄が増える可能性があります。

食品廃棄物は地球環境に悪影響を及ぼし、資源の浪費や温室効果ガスの増加を招きます。

また、包装材やプラスチック製品も大量に使われることで、廃棄物が増加する原因にもなります。

このような問題を避けるために、食品や製品を購入する際は、必要な分だけを購入し、無駄にせずに適切に消費することがとても大切です。

また、食品を購入するときは賞味期限や消費期限をよく確認し、期限が近いものから使っていくことで、食品の無駄を減らすことができます。

「たくさん買ってお得」に惑わされず、自分の健康と地球の環境のために、今後も適切な判断と配慮のある消費行動を心がけていきたいと思っています。

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